平成22年度第3回 インターネット都政モニターアンケート 東京と都政に対する関心

  • 調査期間
  • 2010/09/03~2010/09/09
  • 調査対象
  • 満20歳以上のインターネット都政モニター500人(477人:回答率95.8%)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

都が実施したインターネット都政モニターアンケート結果によると、6割以上(66.5%)が「20年以上」東京都に住んでおり、9割(92.3%)が今後も「住み続けたい(「どちらかといえば住み続けたい」27.3%含む)」と考えていることが明らかになった。東京は魅力的な都市か否かを訪ねると、「魅力的な都市だと思う」との回答が93.5%と大多数を占めた。魅力的な理由として最も多かったのは、「交通網が充実している」67.1%、以下「物や店が豊富である」46.5%、「芸術や文化に触れる機会が多い」33.3%と続き、一方、魅力的でない理由として最も多かったのは、「物価や地価が高い」42.8%、「朝・夕の通勤電車のラッシュがひどい」40.5%、「車や人が多い」33.5%が挙げられた。過去1年間(平成21年8月から平成22年7月まで)の都政の中で、特に関心を抱いた施策や出来事では、「東京マラソン」31.0%が1位、以下「東京オリンピック・パラリンピック招致」30.1%、「新型インフルエンザ」21.7%と続いた。最近の都政に対する満足感を見ると、「満足(「どちらかといえば満足」50.3%含む)」が53.7%と、「不満(「どちらかといえば不満」38.4%含む)」の46.4%を上回った。最近の都政に「満足」又は「どちらかといえば満足」と答えた人に、満足の理由を尋ねた。最も多かった回答は、「個々の政策に対する評価」、次いで「東京は生活しやすい、都政に不満はない」、「先進的な取組についての意見や要望」と続いた。一方、最近の都政に「不満」又は「どちらかといえば不満」と答えた人に、不満の理由を尋ねた。「都政がわかりにくい・身近でない、民意の反映や情報提供が不十分」と「政策への取組が不十分」の2つが目立って多く、「税金の適正な使い方や、財政支出のあり方に関する意見や要望」が続いた。今後、東京都が最も力を入れて取り組むべき分野は何かを尋ねた。「高齢者対策」43.0%が1位、以下「治安対策」39.6%、「環境対策」32.5%の順となった。

調査結果

東京都居住年数(n=477)
東京都居住意向(n=477)
『住み続けたい(計)』(92.3%)「住み続けたい」+「どちらかといえば住み続けたい」
『住み続けたくない(計)』(7.8%)「住み続けたくない」+「どちらかといえば住み続けたくない」
東京は魅力的な都市か(n=477)
魅力的な理由(3MA)(n=477)(上位10位まで)
魅力的でない理由(3MA)(n=477)(上位10位まで)
関心を抱いた都政の出来事(5MA)(n=465)(上位5位まで)
都政の満足感(n=477)
『満足(計)』(53.7%)「満足」+「どちらかといえば満足」
『不満(計)』(46.4%)「不満」+「どちらかといえば不満」
満足の理由(上記設問で、最近の都政に「満足」又は「どちらかといえば満足」と答えた人)(n=247)
(1)個々の政策に対する評価71件
(2)東京は生活しやすい、都政に不満はない57件
(3)先進的な取組についての意見や要望35件
(4)行政サービスの充実、安定した財政についての意見や要望32件
(5)身近でわかりやすい都政についての意見や要望29件
(6)知事のリーダーシップ、発信力、行動力についての意見や要望25件
(7)特にない14件
延べ合計263件
不満の理由(最近の都政に「不満」又は「どちらかといえば不満」と答えた人)(n=218)
(1)都政がわかりにくい・身近でない、民意の反映や情報提供が不十分82件
(2)政策への取組が不十分81件
(3)税金の適正な使い方や、財政支出のあり方に関する意見や要望39件
(4)知事の都政運営姿勢や発言等についての意見や要望26件
(5)その他2件
延べ合計230件
東京都が取り組むべき分野(5MA)(n=477)(上位5位まで)
調査実施先:東京都生活文化局