父と娘のひなまつりに関する意識と実態調査~父と娘の相互意識とコミュニケーション~

  • 調査期間
  • 2010/12/09~2010/12/11
  • 調査対象
  • 全国に居住する女子中学2~3年生 309人/女子中学2~3年生の子を持つ40代~50代の父親 310人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

女子中学生の子を持つ父親(以降、父親)に、娘に好かれているかどうか?尋ねたところ、肯定派(「好かれていると思う」22.9%+「どちらかといえば好かれていると思う」46.8%)がおよそ7割を占めました。一方、女子中学生に、父親を好きかどうか?質問したところ、6割半ばが父親のことを好意的(「好き」32.0%+「どちらかといえば好き」32.4%)に思っており、「どちらかといえばきらい」6.5%と「きらい」9.1%を合わせた嫌悪派は15.6%でした。ひなまつりのお祝いの実施状況別に見ると、お祝いをしている女子中学生の70.1%が好意派であったのに対し、お祝いをしていない女子中学生は55.7%と、お祝いをしている方が14.4ptも上回っていました。父親に、娘の将来で気になることを尋ねました。「受験」68.1%をトップに、「就職」56.8%、「結婚」52.6%、「健康」38.4%、「出産」5.2%と続きました。将来、娘に自分のような男性と結婚してほしいか?尋ねたところ、6割が「どちらともいえない」60.0%と回答しましたが、約4人に1が「思わない」24.8%と答え、「思う」15.2%を上回りました。一方、女子中学生に将来、父親のような男性と結婚したいか?尋ねたところ、「思わない」54.7%との回答が過半数を占め、「思う」14.6%との回答を40.1ptも上回りました。ひなまつりのお祝いの実施状況別に見ると、お祝いをしている女子中学生の16.6%が肯定派であったのに対し、お祝いをしていない女子中学生は11.5%と、お祝いをしている方が5.1pt上回っていました。ふだん、娘と話をするか?尋ねました。「よくする」28.7%と「まあまあする」58.4%を合わせたコミュニケーション派が87.1%で、「あまりしない」12.3%と「まったくしない」0.6%を合わせたノンコミュニケーション派は12.9%でした。一方、女子中学生に、ふだん、父親と話をするか?尋ねました。「よくする」36.2%と「まあまあする」45.6%を合わせたコミュニケーション派が81.8%で、「あまりしない」13.9%と「まったくしない」4.2%を合わせたノンコミュニケーション派は18.1%でした。父親に点数をつけるとしたら?父親の自己採点では多い順に、「50点」26.8%、「70点」18.7%、「60点」15.2%、平均「57.0点」とやや控えめ?一方、娘の父親採点では一番多かったのは、「90点」と「80点」で各16.2%、3位が「50点」14.2%、平均「63.2点」(父親の自己採点より「6.2点」高くなっています)と高評価でした。

調査結果

娘に好かれているか(女子中学生の父親:n=310)/父親を好きか(女子中学生:n=309)(単一回答)
父親を好きか(女子中学生:n=309)(単一回答)
娘の将来で、気になること(女子中学生の父親:n=310)(複数回答)(3つまで)
将来、娘に自分のような男性と結婚してほしいか(女子中学生の父親:n=310)/父親のような男性と結婚したいか(女子中学生:n=309)(単一回答)
将来、父親のような男性と結婚したいか(女子中学生)(単一回答)
ふだん、娘と話をするか/父親と話をするか(単一回答)
自分に点数をつけるとしたら何点か/父親に点数をつけるとしたら何点か
調査実施先:カルピス(株)