2011年バレンタイン意識調査 |
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調査結果の概要
森永製菓(株)は、バレンタインデーを前に、大学・専門学校生と20代から40代前半の社会人・主婦を対象に、バレンタインとチョコレートに関する意識・実態調査を実施しました。今年のバレンタインは久しぶりの平日ということもあり、チョコをあげたりもらったりというおなじみの光景がオフィスや学校でも多く見られそうです。女性を対象にチョコレートを贈る理由を尋ねたところ、「感謝の気持ちを伝えたい」61.3%、「あげて喜ぶ顔が見たい」53.0%がもともとのバレンタインデーの位置づけである「告白をしたい」1.0%や「愛の表現をしたい」25.0%を大きく引き離す結果となりました。身近な人への感謝や親しみを込めて贈るバレンタインチョコレート。せっかく贈るなら自分の想いや価値観が反映できるチョコを選びたいものです。女性がチョコの購入時に値段やブランドといったベーシックな条件以外の要素も考えるか?という問いには、「考える」65.3%と答えた層が半数を超え、「考えない」34.7%を大きく上回る結果となり、いろいろな要素を考えてチョコレートを選んでいる現状が窺えました。では、どんな要素で選んでいるのでしょうか?女性がこれまで購入時に考えたことがある要素は、「限定品」62.7%や「チョコレートの本場で生産された商品」41.3%など、入手にひと手間かけたい女性のこだわりが感じられる回答が寄せられました。一方、今後、取り入れてみたい・気にしたい要素については「ひとや社会への貢献につながる商品」30.0%が、これまで(6.3%)から約5倍に伸びてトップという結果になりました。見た目だけでなく、さまざまな要素まで考えてチョコレートを選ぶ女性たち。その想いは伝わっているのでしょうか。男性に対して、もらったチョコレートで女性に抱くイメージについて尋ねた結果、有名ブランドのチョコは、「ファッション・流行に敏感な人」50.0%、ユニークで面白いチョコは、「個性的な人」55.7%、「明るい人」44.7%、人や社会への貢献につながるチョコは、「思いやりがある人」54.3%、「知的な人」43.7%、デザイン性のあるチョコは、「センスが良い人」49.3%、「ファッション・流行に敏感な人」44.7%と、もらうチョコレートの特徴によって、相手の女性に抱くイメージが多様に変化することがわかりました。女性に、社会貢献型チョコレートの購入意向を尋ねました。「買ってみたい」という積極的な回答をした層が84.6%に上りました。また、大学生・専門学生の購入意向は92.0%と、社会人・主婦の83.2%を大きく上回り、学生の社会貢献傾向が顕著に現れる結果となっています。さらに、買ってみたいと答えた女性にその理由を尋ねたところ、「買うだけで世の中のためになるなら、協力したいから」76.0%がトップに。気軽にできる社会貢献なら参加したいという意識が窺えました。
調査結果
- チョコレートをあげる理由(女性)(MA)
- バレンタインチョコ購入時に、価格、味、メーカー、デザイン以外の要素を考えるか(女性)(SA)
- これまでチョコレートを買うときに考えたことがある要素/今後取り入れてみたい・気にしたい要素(女性)(MA) (単位:%)
考えたことがある要素 今後取り入れてみたい
・気にしたい要素原料のカカオ豆の産地(ガーナ、ベネズエラなど)や品質の高さ・珍しさ 20.0 26.0 人や社会への貢献につながる商品 6.3 30.0 簡易包装など環境に配慮した商品 13.7 27.3 限定品(特定のお店やタイミングでしか手に入らない) 62.7 27.3 チョコレートの本場(ベルギー、フランスなど)で生産された商品 41.3 22.0 その他 8.7 4.3 - もらったバレンタインチョコから受ける相手女性のイメージ(男性)(MA) (単位:%)
有名ブランド ユニークで面白い 人や社会への
貢献につながるデザイン性のある 明るい人 6.3 44.7 6.0 13.3 個性的な人 4.0 55.7 10.0 21.7 趣味が良い人 17.7 12.3 9.7 28.3 知的な人 31.7 5.0 43.7 10.0 かわいい人 6.0 30.0 6.3 20.0 ファッション・流行に敏感な人 50.0 5.3 5.7 44.7 センスが良い人 26.0 18.3 12.0 49.3 思いやりがある人 8.7 9.3 54.3 8.0