18歳~69歳の男女3,000名に聞いた「今後の生活に関するアンケート」(2)

  • 調査期間
  • 2010/01/09~2010/01/31
  • 調査対象
  • 全国の18歳~69歳の男女 1,986人
  • 調査方法
  • 留置記入依頼法

調査結果の概要

消費と環境に対する考え方について見てみました。「お金をかけなくても得られる満足感は多いと思う」と回答した人が多く、「あてはまる」(「あてはまる」と「どちらかといえばあてはまる」の合計、以下同じ)の割合は75.5%を占めています。また、「高くても、良質で長く使えるモノを選ぶ」69.1%や「エコロジーや環境保護、リサイクルについて、日常的に意識している」68.3%とする人も7割近くを占めています。一方、「あてはまる」とした人が少なかったのは「あまり使わないものはレンタルしている」で、17.7%となっていました。健康のために心がけていることとしては、「睡眠や休暇を十分とる」45.9%、「栄養や食事内容に気をつけて食事をとる」41.9%と回答した人が4割を超えており、「睡眠、食事」が健康維持の二大ポイントだと言えます。次に家庭内での負担感について尋ねてみました。家庭内での負担が大きすぎると感じている人(「よくある」「時々ある」の合計)は、女性(33.1%)が男性(15.5%)を17.6ptも上回っており、男女で大きな差があります。介護に関する問題点を取り上げると、介護経験のある人が介護時に困ったこととしては、「自分の自由な時間がなくなる」50.5%、「経済的負担が大きい」38.2%など、時間やお金の面での負担が挙げられています。次に介護サービスへの不安を尋ねました。最も多いのは、「サービスの利用料が高そうである」47.9%というお金の面での不安です。その他、「満足のいくサービスが受けられるか不安である」42.5%、「利用の手続きが複雑で分かりにくそうで不安がある」32.4%、「ホームヘルパーなど外部の人が家庭に入ることに抵抗感がある」31.2%も挙げられています。人生設計について「気にはしているがあまり考えていない」または「まったく考えていない」と答えた人に、人生設計を行わない理由を尋ねました。最も多かったのは「現在の生活だけで精一杯だから」61.8%という理由であり、「将来のことを考えても、しょうがないから」26.4%、「何をしていいかわからないから」23.8%を挙げる人がこれに続いています。

調査結果

【消費】消費と環境に対する考え方
【健康】健康のために心がけていること(全体)
【健康】家庭内での負担感(全体、性別)
<家庭内での負担が大きすぎると感じること>
【高齢期の生活】介護に関する問題点(介護経験のある人)(複数回答)
<介護経験者が介護時に困ったこと>
<介護サービスへの不安>
【人生設計・リスクマネジメント】人生設計を行わない理由(人生設計について「気にはしているがあまり考えていない」または「まったく考えていない」と答えた人)(複数回答)(上位5位まで)
http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/ldi/news/news1012.pdf
調査実施先:(株)第一生命経済研究所