シニアの買い物意識とメディア接触に関する調査 |
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調査結果の概要
(株)日本能率協会総合研究所は、全国に居住する夫婦2人暮らしのシニア(50歳から79歳)600人を対象として、シニアの買い物意識とメディア接触に関する調査を実施しました。調査の結果、下記のような実態が明らかになりましたのでお知らせします。買い物意識22項目の回答傾向に基づいてシニアを、(1)ニュートラルタイプ、(2)新しいもの好きタイプ、(3)オススメ重視タイプ、(4)無関心タイプ、(5)堅実タイプの5タイプに分類しました。各タイプの全体に占める構成比をみると、「オススメ重視タイプ」が最も多く25.7%、以下「ニュートラルタイプ」25.0%、「無関心タイプ」22.0%、「新しいもの好きタイプ」15.3%、「堅実タイプ」12.0%の順となりました。新商品を初めて購入するきっかけについて尋ねたところ、「実際に店頭で商品を見たり触ったりすること」が最も多く85.2%、次いで「店頭販売員の説明を聞くこと」58.2%、「新聞広告」47.0%の順でした。1日で最も長く接触するメディアを尋ねました。「テレビ」67.7%が1位となり、接触時間は「190分」でした。1日で最も長く接触するメディアとして「テレビ」を挙げた回答者に対して、テレビに次いで長く接触するメディアを測定したところ、「新聞」40.6%と「インターネット」33.5%に分かれました。
調査結果
※ シニアに対して買い物意識22項目に回答を求めた(22項目から一部抜粋)。この回答傾向が類似している回答者をグルーピングし(クラスター分析)、シニアを5タイプに分類した。 (1) ニュートラルタイプ (2) 新しいもの好きタイプ:新商品が発売されると価格にこだわらず積極購入。 (3) オススメ重視タイプ:まわりの人のオススメ商品を積極購入。 (4) 無関心タイプ:いつも買うものが決まっており、新商品には消極的。 (5) 堅実タイプ:品質、価格に厳しい。 - シニアの買い物意識(『あてはまる計』(「あてはまる」と「ややあてはまる」)の選択割合の合計値)(n=600)
- 買い物意識タイプ構成比率(n=600)
- 新商品を初めて購入するきっかけ(n=600)(上位10位まで抜粋)
- 1日あたりの平均メディア接触時間(n=600)
調査実施先:(株)日本能率協会総合研究所