ホットで飲みたいお酒に関する意識調査 |
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調査結果の概要
段々と寒さが増してきた今日この頃。冷え込む日には体を温めてくれる料理やドリンクが恋しくなりますが、そんな夜にホットで飲みたいお酒は何でしょうか?20代から40代のネットユーザーを対象に調査を行い、男女459人の回答を集計しました。回答者のうち、好き嫌いは問わずお酒が「飲める」人は67.1%(308人)。以下設問にはこれらの人に答えていただきました。お酒が「飲める」308人に、お酒をホット(温めた状態)で飲んだことはあるか?尋ねると、80.2%が「ある」と回答。男性全体では85.0%と、女性全体(74.1%)を10.9ポイント上回っています。40代男性では経験者が90.4%を占めました。さらに、ホットで飲んだことがあるお酒をすべて答えてもらったところ、「日本酒」が91.9%でトップ。2位が「焼酎」で56.3%、3位が「ワイン」で30.8%となりました。以下「ウイスキー(ハイボールを除く)」15.8%、「果実酒」15.8%、「ブランデー」11.7%と続いています。性別で比較すると、性別を問わず1位は「日本酒」(男性全体98.6%、女性全体82.0%)。女性全体では「ワイン」52.0%が2位となっており、男性全体(12.5%)より35.1ポイントも高い点が特徴的です。では、寒い夜にホットで飲むとしたら最も飲みたいお酒は何でしょうか?ホットでの飲酒経験は問わず、お酒が「飲める」回答者全員に飲みたいものを尋ねたところ、1位となったのは「日本酒」で35.4%。2位は「ワイン」で12.3%、3位は「焼酎」で11.7%、4位は「果実酒」で11.4%という結果に。男性全体では、1位の「日本酒」45.7%と2位の「焼酎」16.8%に票が集中。女性全体では「日本酒」と「ワイン」が同率22.2%で1位に。「ワイン」と3位につけた「果実酒」20.7%はそれぞれ男性全体に16ポイント以上の差を付ける人気の高さを示し、「日本酒」以外のお酒で性差がはっきりとわかれました。「日本酒」は30代で39.3%、「ワイン」は30代で19.4%と、特に高い人気を見せました。なお「お酒はホットで飲みたくない」19.5%を除いた、全体の合計80.5%が『ホットで飲みたいお酒がある』としています。
調査結果
- 好き嫌いは問わず、お酒は飲めますか?(n=459)(択一)
- 【お酒が飲める方限定】お酒をホット(温めた状態)で飲んだことはありますか?(n=308)(択一)
- 【ホットでお酒を飲んだことがある方限定】ホット(温めた状態)で飲んだことがあるお酒をすべて教えてください。(n=247)(複数) (単位:%)
答え 全体 男性 女性 日本酒 91.9 98.6 82.0 焼酎 56.3 63.9 45.0 ワイン 30.8 16.3 52.0 ウイスキー(ハイボールを除く) 15.8 19.7 10.0 果実酒 15.8 8.2 27.0 ブランデー 11.7 12.2 11.0 カクテル 7.3 6.8 8.0 その他スピリッツ(ウォッカ・ジン・テキーラなど) 4.5 4.8 4.0 酎ハイ 2.8 4.1 1.0 ビール(発泡酒含む) 2.0 2.0 2.0 その他 4.5 4.1 5.0
- 【お酒が飲める方限定】寒い夜にホット(温めた状態)のお酒を飲むとしたら、どのお酒を最も飲みたいですか?(n=308)(択一)
※ホットで飲んだ経験の有無を問わず (単位:%) 答え 全体 男性 女性 20代
(全体)30代
(全体)40代
(全体)日本酒 35.4 45.7 22.2 31.8 33.7 39.3 ワイン 12.3 4.6 22.2 9.1 19.4 9.0 焼酎 11.7 16.8 5.2 12.5 9.2 13.1 果実酒 11.4 4.0 20.7 12.5 14.3 8.2 ブランデー 2.9 3.5 2.2 1.1 2.0 4.9 カクテル 2.3 2.3 2.2 4.5 2.0 0.8 ウイスキー(ハイボールを除く) 1.9 2.9 0.7 2.3 2.0 1.6 その他スピリッツ(ウォッカ・ジン・テキーラなど) 0.6 0.6 0.7 0.0 1.0 0.8 ビール(発泡酒含む) 0.3 0.0 0.7 0.0 1.0 0.0 酎ハイ 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 その他 1.6 0.0 3.7 1.1 2.0 1.6 お酒はホットで飲みたくない 19.5 19.7 19.3 25.0 13.3 20.5 ☆ ちなみに、ホットでの飲酒経験者に、ホットでのオススメの飲み方を自由回答形式で尋ねたところ、「日本酒は地酒の純米酒を。人肌から熱燗まで温度を色々試すと一番好きな味わいを見つけられます」「鹿児島の人は夏でも芋焼酎はホット。一番、味や香りが引き立つ」など温度へのこだわりが窺えるものが複数。焼酎アレンジでは「焼酎+梅干し+湯が、最強ではないだろうか…」、ワインでは「白ワインを温めてはちみつを少し混ぜる」「赤ワインの中でハーブ・スパイス・ドライフルーツ等を沸騰させる」などのアイディアが。果実酒では「梅酒のお湯割り。梅の香りがふわっと広がる」「金柑酒と生姜のお湯割」というものが。また、「ラム酒+バーター+砂糖+熱湯」「熱いホットミルクにラムと角砂糖」など、乳製品を加えたアレンジも。秋の夜長、多様なアレンジのホットのお酒で、冷えた体を温めてみてはいかがでしょうか