ビジネスパーソンのグローバル意識調査(2) |
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調査結果の概要
((1)より続く)海外赴任の前提となるような『条件』について尋ねたところ、「給与面での手当」に関することが最も多く挙げられました。「赴任期間」に関することも多く挙げられています。また、「帰国後の処遇」、「生活の保障」なども比較的多く挙げられています。海外勤務に必要だと考えられる主な能力で、不足していると考える能力について尋ねた結果、「語学力」89.3%と回答したのはおよそ9割でした。2番目に高かったのは「異文化コミュニケーションの能力」52.5%、これに「ビジネススキル」47.0%が続いています。海外で勤務する上で最も重要だと思う能力・知識(ひとつだけ回答)では、「語学力」54.8%がトップ、「異文化コミュニケーションの能力」23.3%が2番目でした。外国人社員の採用を積極的に進めるべきだと思うか?を尋ねたところ、「そう思う」14.3%、「どちらかと言えばそう思う」47.3%を合わせた61.6%が進めるべきだと思うと回答していました。進めるべきだと思う理由は、「外国人社員の活用によって多様性を増すことができるから」57.7%と「外国人、日本人を問わず優秀な人材を採用すべきだから」50.8%が半数を超えていました。一方、外国人採用を進めるべきだと「思わない(「どちらかと言えば思わない」を含む)」のは38.6%。理由では、「外国人の活用によって、日本人の労働機会が減少するから」42.9%、「コミュニケーションがうまくいかず、仕事の効率が低下するから」42.2%という結果でした。日本企業は今後グローバル化を進めるべきだと思うか?を尋ねたところ、「そう思う」22.8%、「どちらかと言えばそう思う」54.3%を合わせた77.1%が進めるべきだと思うとする結果でした。勤務先でどのような施策があると、社員が海外赴任に現在よりも積極的になると思うか?を尋ねたところ、最も多かったのは「語学研修を実施する」42.8%でした。「全社員に一定期間の海外派遣を義務付ける」31.0%という施策の評価も高く、「TOEICの点数など、社員に一定レベルの英語の習得を義務付ける」29.5%などが続いています。昨今、企業事例で話題になっている「社内で英語を『公用語』にする」は15.5%に留まっています。
調査結果
- ((1)より続く)
- あなたが海外赴任する上で、何か前提となる“条件”があれば自由にお書きください。
回答内容から分類 件数 給与面での手当 80 期間限定 57 帰国後の処遇 49 生活保障・安全確保 42 家族・婚姻状況 29 年齢 21 言語 17 赴任先の役職 14 赴任先 7 一時帰国 6 赴任期間中のフォロー 5 その他 6 - 海外で勤務する上でご自身に不足していると考える能力・知識/最も重要だと思う能力・知識をお答えください。 (単位:%)
自身に不足して
いると考える
能力・知識最も重要だと
思う能力・知識語学力 89.3 54.8 日本の文化や歴史などについての知識 24.8 2.0 赴任先の社会や文化、歴史などについての知識 40.5 3.0 海外での仕事の進め方などについての知識 43.0 4.3 異文化コミュニケーションの能力 52.5 23.3 ビジネススキル 47.0 7.0 マネジメントスキル 39.5 2.5 仕事の専門性 23.8 1.5 その他 0.0 0.3 なし 3.3 1.5 - 外国人社員の採用を積極的に進めるべきだと思いますか。ひとつ選んでください。
- 進めるべきだと思う理由として、当てはまるものを選んでください。(n=246)