小・中学生を対象に「コンビニ利用」についてアンケート調査

調査結果の概要

コンビニについて、全国の小学生・中学生を中心としたサークルリンク会員に対し調査を実施しました。まず、普段のコンビニに行く頻度を尋ねたところ、「２週に１回くらい」23.5％が最も多く、「月に１回くらい」22.1％、「週に１～２回くらい」19.6％と続き、「週１回以上」コンビニを利用する子どもが全体の３割以上に達することがわかりました。「週１回以上」の利用について、性別で見ると、男の子で４割近く、女の子で３割程度と女の子よりも男の子に多く、学年別で見ると、小学校中学年で４割以上、小学校高学年と中学生では３割程度と小学校中学年で最も多くなりました。最もよく行くコンビニの場所について尋ねました。「家の近く」62.7％が圧倒的に多く、次いで「学校の近く」17.2％と続き、性別で見ると、「学校の近く」では女の子より男の子、一方「駅の近く」では男の子より女の子の回答が多くなりました。いつコンビニに行くか？尋ねたところ、「休日」66.1％が最も多く、次いで「遊んでいる時」34.4％、「放課後」28.5％と続き、学年別で見ると、「休日」は小学校中学年で77.2％、小学校高学年で67.0％、中学生で57.4％と学年が上がるにつれ回答が減少、一方、「遊んでいる時」は小学校中学年で17.7％、小学校高学年で32.5％、中学生で53.5％と学年が上がるにつれ回答が大幅に増加しました。誰とコンビニに行くことが多いか？尋ねました。「母親」51.7％が最も多く、次いで「友だち」47.6％、「父親」30.3％と続き、性別で見ると、「母親」や「兄弟・姉妹」では男の子よりも女の子、一方「自分一人だけ」では女の子よりも男の子の回答が多いという結果でした。また学年別で見ると、小学校中学年では「母親」や「父親」の回答が多く見られましたが、小学校高学年、中学生では「友だち」や「自分一人だけ」の回答が多くなりました。コンビニへ行く目的は？１位は「お菓子を買いに」82.3％、２位は「飲み物を買いに」73.0％、３位は「ご飯を買いに」42.4％など、食品の購入が上位を占めているものの、暇つぶしや待ち合わせ、立ち読みといった回答もそれぞれ１割以上見られ、コンビニの利用目的が多様化している様子が窺えます。性別で見ると、「飲み物を買いに」や「お菓子を買いに」といった項目で男の子よりも女の子、一方、「時間つぶし」では女の子よりも男の子の回答が多くなりました。コンビニでの一回の買い物金額について尋ねたところ、「301円～500円」35.5％が最も多く、次いで「101～300円」28.9％、「501円～1,000円」23.6％と続きました。また、一回のコンビニ代が「500円以下」と回答した子どもが全体の７割近くという結果でした。学年別で見ると、小学校中学年と小学校高学年では「301円～500円」、一方、中学生では「101円～300円」の回答が最も多くなりました。コンビニに行く理由についてたずねました。１位は「家、学校などの近くや通り道にあるから」47.3％、２位は「営業時間を気にしなくていいから」38.3％、３位は「商品の種類が多いから」26.5％という結果でした。学年別で見ると、「家、学校などの近くや通り道にあるから」では学年が上がるにつれ回答が増加しており、学年が上がるにつれコンビニへの寄り道が多くなる傾向が窺えました。

調査結果