大人と子どもの鍋事情調査 |
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調査結果の概要
(株)ミツカングループ本社では、本格的な鍋料理の季節を前に、東北・関東・近畿・九州在住で、小・中学生の子どもを持つ主婦416人を対象に、標記の調査を実施しました。最初に今シーズンの家庭における鍋料理の実施意向を尋ねたところ、約4割が「増えそう(「増えそう」7.9%+「やや増えそう」29.8%)」と回答しました。鍋料理が「増えそう」と思う理由は、「野菜をたくさん摂れる」78.3%という『栄養面』の理由がトップ。続いて、「鍋だと他におかずを作らなくて良い」60.5%という『手間の軽減』、「家族みんなで食卓を一緒に囲みたい」57.3%という『コミュニケーション』の理由が続きました。4位には「調理や後片付けを簡単にしたい」53.5%、5位には「子どもが喜ぶ」52.2%という理由もランクインしました。今回調査したお母さんの約9割(87.3%)が、子どものために鍋料理で何らかの工夫を行っていました。具体的な工夫は、約7割が挙げた「子どもが喜ぶ(好きな)具材を入れる」70.7%がトップ。続いて「子どもが好きな付けダレを用意する」38.5%でした。実際に入れている具材は「ウインナー」67.7%、「お餅」65.6%、「ぎょうざ」46.6%で、お鍋以外でも子どもが好みそうな具材がトップ3になりました。大人と子どもの好きな鍋料理を比べて見ました。両者のベスト4を見ると、共にランクインしているのは、定番の「寄せ鍋」と「水炊き」「すき焼き」でした。近年話題になった「カレー鍋」や「トマト鍋」は、子どもが好きそうなイメージがありますが、今調査ではポイントが低く、子どもは大人と同様に、定番のお鍋が好きという事がわかりました。鍋料理の良い点について尋ねたところ、「家族そろってコミュニケーションをとりながら食事ができる」44.0%がトップでした。やはり、お鍋は食べるだけのものではなく、家族の』コミュニケーションツール』という、プラスαの役割も家庭で期待されている料理なのでしょう。家族のコミュニケーションツールとなっている鍋料理ですが、そんな鍋料理を作るときの心掛けについて尋ねてみたところ、「家族がそろう日に作る」69.0%が約7割でトップでした。続いて、「子どもの好きな味付け、具材を入れる」50.5%、「家族が飽きないように食材を変える」41.8%という回答が多く、お鍋を家族でより楽しむために趣向を凝らしているお母さんの姿が浮かび上がりました。