平成22年度第2回 インターネット都政モニターアンケート結果~生物多様性について

  • 調査期間
  • 2010/07/30~2010/08/05
  • 調査対象
  • 満20歳以上のインターネット都政モニター499人(474人:回答率95.0%)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

都が実施したインターネット都政モニターアンケート結果によると、生物多様化』という言葉の認知度は、「言葉の意味を知っていた」33.8%と「意味は知らないが、言葉は聞いたことがあった」33.8%を合わせて67.6%となっている。住まいの周辺地域の動植物の種類が、以前と比べて「減少したと感じる」との回答は、「減少したと感じる」15.8%と「どちらかといえば減少したと感じる」29.7%を合わせて45.5%。一方、「増加したと感じる(「どちらかといえば増加したと感じる」11.4%含む)との回答は14.6%となっている。住まいの周辺の身近な自然とあるべき自然の姿の水準について、「周辺の自然は十分とはいえないので、充実させた方がよい」との回答が最も多く51.9%であった。日常の生活の中で自然の豊かさを感じる場面は、「散歩などで近くの公園に行ったとき」60.3%が最多となっている。企業が実際に行っている自然環境や生き物に配慮した活動の中で、特に期待度が高いのは、「都市において再開発を行う際に、緑を多く創出して、動植物などの生き物が共生できる住みよいまちづくりに配慮する」62.7%、これに「省エネ・省資源等の地球温暖化防止への取組を実施する」44.9%が続いている。環境に配慮した企業に対しては、「同じ値段であれば、環境に配慮した商品を買う」が71.1%となっている。今後、東京都の自然環境を保全したり生き物と共生していくために、東京都に力を入れて取組んでほしいことでは、「公園や街路樹の整備、保全地域※等を拡大するなどして、都が直接緑を増やす事業を行うこと」64.8%が最も多く、「緑化や緑地保全に関する義務を都民や事業者に対して課したり規制する施策を行うこと」45.4%が続いている。

調査結果

“生物多様性”という言葉の認知度(n=474) (単位:%)
身近な自然環境の変化(n=474) (単位:%)
住まい周辺の自然環境のあるべき姿(n=474) (単位:%)
日常生活の中で自然の豊かさを感じる場面(MA)(n=474)(上位5位まで) (単位:%)
自然環境や生き物に配慮していると思う企業活動への期待度(3MA)(n=474)(上位5位まで) (単位:%)
環境に配慮した企業に対する消費行動(n=474) (単位:%)
東京都に力を入れてほしい取組(3MA)(n=474)(上位5位まで) (単位:%)
※保全地域 :“東京における自然の保護と回復に関する条例”により、良好な自然地や歴史的遺産と一体になった樹林などを保全地域に指定し、都民の大切な財産として末永く残していく制度。
調査実施先:東京都生活文化局