35歳のがんに対する意識調査(2)

  • 調査期間
  • 2009/10/20~2009/10/22
  • 調査対象
  • 全国の35歳の男女 1,000人(男女各500人)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

((1)より続く)回答者のほとんど(96.2%)は、日本人の死因のトップを「がん」と認知しているのですが、がんによる年間の死亡者数を「3人にひとり」と正しく回答した人は17.3%とそれほど高くありませんでした。仕事への影響として、がんにかかった場合、すぐに会社に報告すると「思う」と回答した人は約半数(51.2%)、その際の心配なことは、「周囲の人たちの変化」34.9%が最も多く、次いで「解雇」31.0%が挙げられています。毎年、何らかの健康診断を受診している人は60.5%、一方、4人に1人が「受けていない」26.7%ことがわかりました。「健診を受けている」と回答した人でも、がんに有効な検診を受診している割合は低く、最も高い「胸部X線」で65.6%となっています。今、がん検診を「受けたい」という人は77.2%。「受けたくない」という人は22.8%で、理由として最も多かったのは、「お金がかかるから」32.5%でした。がんにかかったら、その費用はなにで手当てするのが一番よい?「貯蓄」15.1%を大きく引き離し、8割の人が「保険」80.6%と回答しています。がんに万全に備えるための「がん保険」には40.8%、がんも含めすべて病気やケガを保障する「医療保険」には65.6%の人が加入しています。「がん保険」に加入していない人について見ると、その必要性は認識しているのですが、41.7%が「金銭的余裕がないから」を挙げています。「まだ若いから」との回答も25.6%と、『がんは先の話で、自分とはまだ関係ない』との考えもあるようです。

調査結果

((1)より続く)
日本人の死亡者のうち、年間、何人にひとりががんで亡くなっていると思いますか。 (単位:%)
日本人の年間死亡者数約100万人のうち、34万人超ががんで亡くなっており、「3人にひとり」ががんで亡くなっているのが現状です。
もしあなたががんにかかったら、すぐに会社(上司や同僚、人事など)に報告したいと思いますか。(会社員:n=565) (単位:%)
自分ががんであることを会社に報告した場合、なにが最も心配ですか。(会社員:n=565) (単位:%)
あなたは毎年、なんらかの健康診断を受診していますか。受診している場合、その健診の主体はどこですか。(n=1,000)(複数回答) (単位:%)
(前問で「健診を受けていない」と回答した以外の人:n=733)どんな種類の検査を受けていますか。受けているものすべてをお答えください。(上位5位まで) (単位:%)
今あなたは、がん検診を受けたいですか。(n=1,000) (単位:%)
(前問で「受けたくない(受ける必要がない)」と回答した人:n=228)その理由はなぜですか。(複数回答) (単位:%)
もしあなたががんにかかったら、その費用はなにで手当てするのが一番よいと考えますか。 (単位:%)
(前問で「保険」と回答した人:n=806)現在加入している保険はなんですか。(複数回答) (単位:%)
(前問で「保険」と回答した人以外の人:n=477)なぜがん保険に加入していないのですか。(複数回答) (単位:%)
調査実施先:アフラック(アメリカンファミリー生命保険会社)