職場での笑顔に関する意識調査

  • 調査期間
  • 2010/07/30~2010/08/04
  • 調査対象
  • 実施先無料メール転送サービス「CLUB BBQ」の20代~40代の男女会員 471人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

職場で同僚や上司に向ける笑顔は本心からか、それとも実は作り笑いなのでしょうか。サービス会員をパネラーとして調査を行い、20代から40代の男女471人の回答を集計。このうち、有職者である374人(有職者割合は全体の79.4%、男性の85.4%、女性の71.4%、20代の76.5%、30代の80.3%、40代の80.9%)に以下の質問に答えてもらいました。職場で笑う時は本気(本心)で笑っているか尋ねたところ、「いつも本気笑い」としたのはわずか4.8%。しかし、「本気笑いが多い」が51.9%にのぼっており、合わせると『本気笑いが多い』とする人が56.7%と半数以上。対して、「作り笑いが多い」としたのは31.0%、「いつも作り笑い」は5.6%と、合計36.6%が『作り笑いが多い』としています。なお、「笑うことはない」とした人は6.7%でした。『本気笑いが多い』とする人は男性で53.7%だったのに対し、女性では61.4%と7.7ポイントも高くなっています。また、20代の54.8%、30代の54.1%に比べ、40代では60.1%と高い点が特徴的です。ちなみに、『作り笑いが多い』人の最近あった職場での作り笑いエピソードでは、「上司のギャグに作り笑い」「上司の自虐ネタで、まったくその通りだけど作り笑いで否定した」など、上司の笑えない話に作り笑いで答えたというケースが複数挙げられています(自由回答形式)。このような職場での笑いは、仕事へのやりがいや職場の楽しさにどう関係しているのでしょうか。まず有職者全員に、現在の仕事にやりがいを感じているか尋ねたところ、『感じている』としたのは「とても感じている」12.3%、「どちらかというと感じている」49.5%の合計61.8%。これを本気笑いの頻度別に見ると、「いつも本気笑い」の人では仕事にやりがいを『感じている』人が83.3%、「本気笑いが多い」人では76.8%と高比率ですが、「作り笑いが多い」人では44.0%、「いつも作り笑い」の人では23.8%と徐々に減少。本気笑いの頻度が高いほど仕事にやりがいを感じる人が多いようです。続く、職場の仲間と一緒にいて楽しいかの問いには、「とても楽しい」9.6%、「どちらかというと楽しい」52.9%を合わせた全体の62.6%が『楽しい』と回答。また、「いつも本気笑い」の人では88.9%と圧倒的多数が『楽しい』としており、「本気笑いが多い」人では81.4%、「作り笑いが多い」人では41.4%、「いつも作り笑い」の人では9.5%と、こちらも仕事へのやりがいと同様の傾向に。職場での本気笑いは職場の現状をはかる一つの指針となりそうです。

調査結果

現在、仕事をしていますか?(n=471)(必須・択一)(※パート・アルバイトも含む) (単位:%)
【有職者限定】職場で笑う時は本気(本心)で笑っていますか?(n=374)(必須・択一) (単位:%)
【有職者限定】現在の仕事にやりがいを感じていますか?(n=374)(必須・択一) (単位:%)
【有職者限定】現在、職場の仲間と一緒にいて楽しいですか?(n=374)(必須・択一) (単位:%)
調査実施先:(株)アイシェア