全国20歳～34歳会社員のモチベーション調査『携帯アプリ世代(※)のモチベーション調査』

調査結果の概要

JTBグループの人事コンサルティング会社、(株)ジェイティービーモチベーションズは、全国の20歳から34歳の携帯アプリを日常使用する男女に対し、モチベーションに関する調査を実施しました。まず、今の仕事のやる気を個人採点してもらった結果、100点満点で「80点以上」21.6％が全体で２割強となり、男女間ではほぼ同じ結果（21.6％）となりました。しかしながら、「40点未満」を見ると女性が23.2％となり、男性（16.6％）より６pt以上多くなっています。日常の仕事の中で『やる気が出たとき』を尋ねたところ、男女とも「自分の好きな仕事をしているとき」（男性62.5％、女性63.3％）との回答が高い結果となりました。自分に適した仕事を追い求めている傾向にあります。女性は「上司や仲間に褒められたとき」67.2％が男性（53.3％）よりも10pt以上高くなっています。総じて女性は男性よりも『やる気が出たとき』の場面が多いようです。また、「新しい洋服やグッズを身に付けたとき」28.2％もやる気が出るようです。やる気のあがる時間帯について選択肢から一つ選んでもらうと、集中して仕事に取り組める「午前中」19.9％が最も高い結果となりました。次いで、仕事の終わりが見えてくる「夕方」14.5％もやる気があがる時間帯とされています。特に「午前中」で見ると、男性（16.6％）に比べると女性（23.2％）の方が高い結果となりました。一方、やる気が上がる時間帯は「特にない」との回答では、男性31.7％に対して女性は20.8％となり、男性は時間帯でやる気が上がったりすることは、女性に比べて低いことがわかりました。『やる気の出る社内プログラム』では、「有給休暇以外の休日制度」22.2％がトップとなりました。男女別で見ると、男性は僅差で「研修やセミナーなどのプログラム」18.5％の方が『やる気の出るプログラム』となりました。一方、『やる気に効果のない社内プログラム』として、「社長やトップからのメッセージ発信の場」18.3％との回答がトップで、特に女性（22.0％、一方、男性は14.7％）は顕著な傾向が出ています。

調査結果