子育てに関する調査

  • 調査期間
  • 2010/08/18~2010/08/19
  • 調査対象
  • 全国の20歳~39歳で、3歳から12歳の子供を持つ既婚女性 295人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

(株)medibaでは、自社が保有するモバイルリサーチ専用会員(3キャリア)を対象に、子育てに関するモバイルリサーチを実施しました。それによると、子供に非がないのに、イライラして怒鳴ってしまった経験のある人は88.1%でした。年代別で見ると、20代(91.2%)のほうが、30代(87.4%)に比べて高い傾向にあります。職業別では大きな差は無いことが明らかになりました。子育ての悩みや相談事が相談できる相手の有無を尋ねたところ、「いる」と回答した人は89.2%。20代で91.2%、30代で88.7%と年代別で大きな差は見られず、同様に職業間でも大きな差は見られませんでした。子育ての悩みや相談事を相談できる人に対して、「誰に」相談しているのか?を尋ねました。77.2%の人が「友達」に最も相談しており、続いて、「夫」65.4%、「母親」62.0%、「兄弟」22.1%の順となっています。子供のしつけや育成方法等に関して、自治体が設置している児童相談所に相談した経験のある人は15.3%。年代別で見ると、20代は19.3%と、全体値と比べて、児童相談所へ相談したことがある人の割合が高い傾向にあります。CSPとはアメリカ発祥のプログラムで暴力や暴言を使わず子供を育てる技術を親に伝えることで、虐待の予防や回復を目指すものです。そのプログラムの認知状況を尋ねたところ、認知している(「聞いたことがあるが研修に参加したことはない」+「研修に参加したことがある」)人は5.4%、この研修に参加したことがある人は1.0%でした。CSPの研修に参加したことがない人に対して参加意向を尋ねたところ、『参加意向あり(「是非参加したい」+「参加したい」)』の人は27.4%。年代別に見ると、30代(25.9%)よりも20代(33.4%)のほうが参加意向が高い傾向にあることが明らかになりました。逆に『参加したくない(「あまり参加したくない」+「全く参加したくない」)』人も20代(22.8%)のほうが高い傾向にあります。子育てに関する情報取得先は「テレビ」76.9%が最も高く、以下「雑誌」54.9%、「インターネット(携帯)」49.8%と続いています。

調査結果

(子供に非がないのに、イライラして)怒鳴ってしまった経験の有無 (単位:%)
子育ての悩みを相談できる相手の有無 (単位:%)
子育ての悩みを相談できる相手(相談相手のいる方ベース:n=263) (単位:%)
児童相談所への相談有無 (単位:%)
CSP(※コモンセンスペアレンディング)の認知状況 (単位:%)
CSPはアメリカ発祥のプログラムで暴力や暴言を使わず子供を育てる技術を親に伝えることで、虐待の予防や回復を目指すものです。
CSP(コモンセンスペアレンディング)の参加意向(研修に参加したことがない人ベース) (単位:%)
子育て情報の情報取得先(n=295) (単位:%)
調査実施先:(株)mediba