健康意識に関するアンケート

  • 調査期間
  • 2010/08/11~2010/08/25
  • 調査対象
  • 全国の30歳~59歳の女性 900人(各世代300人)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

(株)マーシュでは、全国の30歳から59歳の女性を対象に『健康意識に関するアンケート』を実施しました。まず、乳がんの知識として知っていることを尋ねたところ、「早期発見であるほど、完治する率が高い」84.2%という回答が最も多く、次いで「自己検診や定期健診を続けることで、早期発見につながる」83.3%、「ピンクリボン運動は、乳がん知識の普及と早期発見を促進する活動」73.6%と続きました。乳がんにかかる割合や死亡率などの現実(実態)については、いずれも下位となっています。乳がんの自己検診の頻度を尋ねたところ、「自己検診はしていない/したことがない」という回答が32.0%を占め、定期的に自己検診をしている割合は全体の3割強に留まりました。自己検診をしている人に、具体的な内容を尋ねたところ、「触診」94.8%がほとんど全員で、「視診」が15.4%、「その他」が2.0%でした。自己検診をしている人に、自己検診する理由を尋ねたところ、「手軽にできるから」42.4%という回答が最も多く、次いで「乳がんを早期発見したいから」39.4%、「医師から勧められたから」16.1%と続きました。一方、自己検診をしていない人に、自己検診しない理由を尋ねたところ、「正しいやり方がわからないから」30.9%という回答が最も多く、次いで「現時点で身体の異常を感じないから」29.6%、「面倒だから」15.5%と続きました。

調査結果

あなたが乳がんについてご存知の事をすべてお知らせください。(n=900)(複数選択可) (単位:%)
あなたは、乳がんの自己検診をどれくらいの頻度でしていますか。(n=900)(1つ選択) (単位:%)
自己検診では、具体的にどのようなことをしていますか。(自己検診をしている人:n=596)(自由記述) (単位:%)
◆具体的な回答の一部
【触診】(n=565)
  ・触診で、以前乳がん検診の際に医師に教わったように、しこりがないか確かめている。
  ・お風呂に入ったときに手に石鹸をつけて胸にしこりが無いか調べる。
  ・生理前以外の時に、ベビーオイルを手にとって脇の下~胸にかけてしこりがあるか探す。
  ・横になって腕を伸ばし、伸ばしている方の乳房を触ってしこりを感じないか確かめる。
  ・片方の腕を上げて、反対の手で胸を触りしこりがないか調べる。
【視診】(n=92)
  ・鏡の前でチェックする。形等
  ・鏡の前で両手をあげてひきつれがないか見る。
  ・乳房周囲と腋下のしこりと乳房の形の変形を見る。
  ・鏡を見て左右を比べて、しこりがないか、分泌物がないかを見ている。
  ・鏡の前で腕を上げて左右対称か確かめる。
あなたが乳がんの自己検診をする理由はありますか。(自己検診をしている人:n=596)(複数選択可) (単位:%)
あなたが乳がんの自己検診をしない理由はありますか。(自己検診をしていない人:n=304)(複数選択可) (単位:%)
  問合せ先  営業企画チーム  水城良祐  
mail:mizuki@marsh-reserch.co.jp
調査実施先:(株)マーシュ