結婚・出産後の仕事に関する意識調査

調査結果の概要

女性の結婚・出産後の働き方について、(株)アイシェアと(株)ユーキャンが共同で意識調査を実施しました。男女それぞれ20代から30代を対象に調査を行い、男性2,217人、女性1,243人の回答を集計しました。未婚、有職者（正社員・契約社員・派遣社員）の男性に、自分が働くという前提のもと、未来の妻に出産した後、専業主婦になって欲しいか尋ねたところ、55.1％が「できれば働いて欲しい」と回答。「絶対働いて欲しい」7.9％を合わせると63.0％が「働いて欲しい」と考えていることがわかりました。妻に働いて欲しいと思う理由は「自分だけの収入では経済的に厳しいから」41.9％がトップ。2位の「結婚後も家庭だけでなく社会との関わりを持ち続けて欲しいから」25.5％に16.4ptの差をつけています。一方、未婚、有職者（正社員・契約社員・派遣社員）の女性に、結婚し出産した後に専業主婦になりたいかを尋ねたところ、「専業主婦にはなりたくない」と回答したのは46.1％でした。専業主婦になりたくない最も大きな理由は、「結婚後も家庭だけでなく社会との関わりを持ち続けたいから」25.2％でした。2位には「仕事が好きでずっと続けていきたいから」21.0％が挙げられ、さらに、結婚を考えている男性から、出産後は専業主婦になって欲しいと言われたらどうするか尋ねたところ、50.0％が「専業主婦にならなくてすむよう説得する」と回答しています。夫からの要請があれば「専業主婦になる」のは「割り切って専業主婦になる」24.0％と「イヤイヤ専業主婦になる」8.4％を合わせた32.4％でした。夫の要請があっても「専業主婦になる」としなかった人に、結婚し出産した後に働きたい形態を尋ねると、「正社員」55.4％が圧倒的に多く、続けて、結婚し出産した後の仕事と家庭のバランスについても尋ねたところ、「仕事も家庭も半々」86.4％が多数を占めています。未婚で有職者の女性に、現在、興味やあこがれのある資格があるかを尋ねると「取りたい資格がある」21.7％と「具体的には決めていないが資格は取りたい」29.4％を合わせた51.1％が「資格取得に興味がある」と回答しました。ちなみに「取りたい資格」の第1位は「簿記」25.2％、これに「医療事務」24.5％、「マイクロソフト認定資格」20.7％と続きました。

調査結果