採用担当者の意識調査

  • 調査期間
  • 2010/08/12~2010/08/15
  • 調査対象
  • 全国の採用活動に関わっている正社員 400人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

ソフトバンク・ヒューマンキャピタル(株)が運営する、転職サイト『イーキャリア』は、採用活動に関わっている人(正社員)に対し、採用に関する調査を行いました。最初に、採用活動の意向を1年前と比較した場合、どのように変化したか?を尋ねたところ、「積極的である(「非常に積極的である」16.8%+「積極的である」10.8%)」は27.6%、「消極的である(「非常に消極的である」14.8%+「消極的である」18.3%)」は33.1%、「変わらない」は39.5%となりました。次に、人員の過不足について尋ねたところ、全体の傾向としては、「不足している(「不足している」14.1%+「やや不足している」21.4%)」は35.6%、「過剰である(「過剰である」2.3%+「やや過剰である」4.6%)」は6.8%となりました。前回調査(2009年)と比較すると、「不足している」は4.2pt高く、「過剰である」は3.5pt低くなっており、あまり変化はありませんでした。また、不足している中途採用の職種を5つまで尋ねたところ、最も多かったのは「事務、管理系(総務・人事・労務・経理・財務・会計・法務)」31.8%でした。今年の採用人数を把握しており、1人以上採用する予定がある採用担当者に、採用予定人数を尋ねたところ、「1~4人」53.2%が最も多く、平均は「7.9人」となりました。また、1人あたりの採用予算額を尋ねたところ、「20万円未満」32.1%と「20万円~30万円未満」26.8%の層が多く、平均は「64万9,700円」となりました。採用活動におけるTwitterの利用状況では、「現在、利用している」は2.8%となりました。また、「現在、利用する方向で検討中である」5.3%、「現在は利用していないが、利用したいと思っている」13.0%と、採用活動におけるTwitterの利用意向は18.3%となっています。採用活動意向別に見ると、『積極的である』と回答した採用担当者では、利用に関して前向きであることが窺えます。採用活動にTwitterを「利用している」、「利用する方向で検討中である」、「利用したいと思っている」と回答した人に、その理由を尋ねたところ、「通常の採用活動よりも、採用コストがかからないため」39.3%と、低コストを理由に挙げた担当者が4割近くいました。

調査結果

1年前と比較した採用活動状況(単一回答形式) (単位:%)
人員の過不足について~全体の傾向(単一回答形式) (単位:%)
不足している中途採用の職種(1年前と比較した採用活動状況が「積極的である」と回答した人:n=110)(限定回答形式:5つまで) (単位:%)
採用予定人数(今年の採用人数を把握しており、1人以上採用する予定がある人:n=190)(自由回答形式) (単位:%)
1人あたりの予算額(今年の採用人数を把握しており、1人以上採用する予定がある人:n=190)(単一回答形式) (単位:%)
採用活動にTwitterを利用しているか(合計、採用活動意向別)(単一回答形式) (単位:%)
採用活動にTwitterを利用している/利用したいと思っている理由(採用活動にTwitterを「利用している/利用する方向で検討中である/利用したいと思っている」と回答した人:n=84)(上位5位まで) (単位:%)
調査実施先:ソフトバンク・ヒューマンキャピタル(株)<「イーキャリア」調べ>