お子様の嫌いな野菜は何ですか?

  • 調査期間
  • 2010/06/01~2010/06/10
  • 調査対象
  • 3歳~12歳の子供を持つ保護者 1,500人(男の子を持つ保護者、女の子を持つ保護者 各750人)
  • 調査方法
  • ハガキ・Webアンケート

調査結果の概要

嫌いな野菜では、嫌いな野菜の定番といわれる「ピーマン」27.0%が総合1位となった。「ピーマン」は、男女問わず各年代別でも一番嫌いな野菜にランクインし、割合でも4人に1人が嫌いと回答していることからも、子どもたちにとって一番苦手な野菜であるようだ。嫌いな理由としては『いろいろ工夫して料理しているのですが、苦味が苦手のようですぐにわかってしまいます』のように、「ピーマン」の『苦味』が嫌いという回答が圧倒的に多く寄せられた。その他、「セロリ」5.6%や「ゴーヤ」4.8%といった独特の『苦味』や『香り』のある野菜も、嫌いな野菜の上位に入っていることから苦味や独特の香りなど癖のある野菜を子どもたちは苦手にしているようだ。好きな野菜の1位となった「トマト」は、嫌いな野菜でも総合2位にランクインした。『中から、プチュっと出てくるのが嫌みたいです』のように、トマトの食べたときの食感を嫌いな理由として多くの子どもたちが挙げており、野菜の味だけでなく、食感も嫌いな理由のひとつになっているようだ。総合3位にランクインした「なす」12.3%は、トマト同様に食感が嫌いという理由に加えて、見た目が苦手と回答する子どもたちも見受けられた。『なすの見た目が、おいしそうに見えないから嫌いと言っています』のコメントのように、「なす」特有の『なすび色』も嫌いな要因の一つのようだ。今回の調査では、『苦手なピーマンをハンバーグに混ぜて食べさせています』のように、子どもの好きなおかずの中に嫌いな野菜を少しずつ混ぜるなど、嫌いな野菜を様々な方法で食べてもらおうと努力をしている保護者の回答が多く寄せられた。こどもたちに好き嫌いなく何でもたくさん食べて、元気に育ってほしいと願う保護者の思いが窺えた。また、家庭菜園や幼稚園・学校で育てたことがきっかけで、嫌いな野菜を食べられるようになったという回答も多く見受けられた。『通っている幼稚園で畑を作り、自分たちで収穫して食べるようになってから、野菜の好き嫌いがなくなりました』などのコメントのように、子どもたちが自分の手で育てて収穫した野菜は、何よりも美味しい食べ物のようだ。

調査結果

お子様の嫌いな野菜は何ですか?
<男女総合> (単位:%)
<男児> (単位:%)
<女児> (単位:%)
<3歳~5歳> (単位:%)
<6歳~8歳> (単位:%)
<9歳~12歳> (単位:%)
調査実施先:(株)バンダイ