2010年夏休み(7月15日~8月31日)の旅行動向 |
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調査結果の概要
株式会社JTBでは、『夏休み(7月15日~8月31日)に、1泊以上の旅行に出かける人』の旅行動向の見通しをまとめました。その結果、今年の夏休みの海外旅行の行き先は、ハワイ、グアム・サイパン、中国に加え、円高でお得感が増した欧州が人気のようです。一方、国内旅行に目を向けると最も人気が高かったのは、「関東」20.7%でした。2位以下は、「近畿」11.6%、「東北」「甲信越」各10.5%の順となりました。利用する交通機関で最も多かったのは、「乗用車」69.9%でした。2位の「鉄道(「新幹線」14.5%、「在来線・私鉄」13.4%)」24.0%を大きく引き離しています。また、利用する宿泊施設は、「ホテル」33.4%、「旅館」28.1%、「実家・知人宅」27.9%などが上位に挙げられました。一緒に国内旅行に行く相手―同行者は、「家族づれ」65.8%が6割半ばを占め、その内訳を見ると、「子供づれ(中学生まで)」が35.0%、「夫婦のみ」が14.7%、「三世代」が8.4%となっています。旅行に行く目的はどのようなことでしょうか?最も多かったのは、「帰省、離れて住む家族と過ごす」21.5%でした。これに、「自然や風景を楽しむ」16.7%、「温泉でゆっくりする」12.5%などが続いています。
調査結果
- 2010年夏休み(7/15~8/31発)の海外旅行人数推移 (単位:万人)
2010年 2009年 前年比 総数 244 225 +8.4% アジア合計 144.2 133.0 +8.4% 中国 41.8 36.4 +14.8% 韓国 40.8 37.2 +9.7% 台湾 11.8 11.3 +4.4% 香港 10.9 9.7 +12.4% タイ 8.2 10.8 ▲24.1% シンガポール 6.4 5.6 +14.3% インドネシア 8.0 7.1 +12.7% マレーシア 4.0 3.5 +14.3% その他 12.3 11.4 +7.9% 北米州合計 52.7 48.6 +8.4% ハワイ 18.0 16.3 +10.4% グアム・サイパン 16.4 14.8 +10.8% 米国本土 15.5 14.9 +4.0% カナダ 2.8 2.6 +7.7% 欧州合計 34.5 32.5 +6.2% 大洋州合計 8.0 6.8 +17.6% オーストラリア 5.6 4.5 +24.4% ニュージーランド 1.0 0.9 +11.1% 南太平洋 1.4 1.4 0.0% その他
(アフリカ・中近東・中南米)4.6 4.1 +12.2% - 国内旅行先
% 昨年差 北海道 7.9 +1.4% 東北 10.5 +0.6% 関東 20.7 ▲1.0% 甲信越 10.5 +1.4% 北陸 4.4 ▲0.3% 東海 7.7 ▲0.2% 近畿 11.6 +1.6% 中国・四国 9.9 +1.3% 九州 7.3 ▲3.5% 沖縄 3.7 +1.0% - 利用交通機関(海外旅行を除く)(複数回答)
% 昨年差 乗用車 69.9 +0.7% ※鉄道 24.0 ▲0.2% 新幹線 14.5 +0.1% 在来線・私鉄 13.4 ▲0.7% 航空機 14.5 +0.5% 長距離バス 7.6 +2.6% フェリー・船舶 2.0 ▲0.4% その他 0.4 ▲0.7% - ※新幹線・在来線の重複回答を除いた比率
- 利用宿泊施設(海外旅行を除く)(複数回答)
% 昨年差 ホテル 33.4 ▲5.4% 旅館 28.1 +5.9% 実家・知人宅 27.9 ▲3.8% 民宿・ペンション 13.4 ▲1.4% その他 5.5 ▲0.1% - 同行者
% 昨年差 家族づれ +0.6% 子供づれ(中学生まで) 35.0 +0.2% 夫婦のみ 14.7 ▲1.0% 三世代 8.4 +0.8% それ以外(母と娘など) 7.7 +0.6% 家族と友人・知人 5.9 ▲2.2% 友人・知人 18.5 +1.3% 団体(職場など) 1.5 ▲0.3% ひとり 5.5 +0.3% - 旅行目的(単一回答)
% 昨年差 帰省、離れて住む家族と過ごす 21.5 ▲2.8% 自然や風景を楽しむ 16.7 +4.4% 温泉でゆっくりする 12.5 +0.7% 海辺で保養・海水浴 9.5 ▲1.1% テーマパーク・レジャー施設 7.3 ▲3.0% 家族や友人との親睦 7.0 ▲0.4% 史跡や名所を見る 4.8 ▲1.1% ハイキング・登山・キャンプ等 4.8 +0.9%
調査実施先:株式会社JTB