『戦略PR』についての意識調査

  • 調査期間
  • 2010/06/25~2010/06/28
  • 調査対象
  • ※20歳以上の携帯電話ユーザー 689人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

ネットエイジア(株)では、戦略PRについての意識調査を実施しました。まず初めに、近年注目が集まり始めているビジネスワード、『戦略PR』という用語をどの程度説明できるか?を尋ねてみました。主な業務別で比較すると、「説明できる(「詳しく説明できるレベル」+「やや詳しく説明できるレベル」)」と答えた割合は『広報担当』では低く、29.3%と約3割でした。一方で『宣伝担当』『WEBサイト担当』『経営者等』で「説明できる」と答えた割合はそれぞれ59.6%、60.5%、59.0%と言う結果になりました。続いて『WebPR』という用語についても尋ねました。主な業務別で比較をすると「説明できる」と答えた割合は、こちらも『広報担当』では低く、29.8%と約3割でした。戦略PR、WebPRにおいて、起点になるケースが多いいくつかのインターネット・メディアを挙げ、実際に広報または宣伝に活用したいと感じているか?を尋ねてみました。『SNSサイト』の場合、『広報担当』では「感じている(「非常に感じている」+「ある程度感じている」)」と答えた割合は低く38.8%でした。次に『twitter』の場合、「感じている」と答えたのは『宣伝担当』『WEBサイト担当』では半数を超え、56.0%、72.4%でしたが、『広報担当』『経営者等』では低く、34.3%、39.9%となりました。続いて『口コミサイト』を広報または宣伝に活用したいと感じているか?を尋ねてみたところ、『宣伝担当』では高く「感じている」と答えたのは67.9%でしたが、『広報担当』では48.8%でした。広告が効かない時代になってきたと感じていますか?という質問では、主な業務別で比較をすると、『宣伝担当』で「感じている(「非常に感じている」+「ある程度感じている」)」と答えた割合が高く、71.0%と7割強になり、『戦略PR』に対する認知度や関心の高さと時代背景との関連性を窺い知れる結果となりました。企業にとって営業活動で成果を上げるために『企業のビジョン・ミッション』の認知度をどの程度大切だと感じているか?を尋ねたところ、主な業務別でみると『宣伝担当』『経営者等』で「大切だと感じている(「非常に大切だと感じている」+「ある程度大切だと感じている」)」と答えた割合が高く、それぞれ89.6%、88.2%で、どちらも9割近くの回答者がこのように回答、企業活動におけるパブリック・リレーションズの重要性が強く認識されている実態が明らかになりました。

調査結果

あなたは“戦略PR”という用語をどの程度説明できますか。(単一回答形式) (単位:%)
あなたは“WebPR”という用語をどの程度説明できますか。(単一回答形式) (単位:%)
あなたは“SNSサイト”を広報または宣伝に活用したいと感じていますか。(単一回答形式) (単位:%)
あなたは“twitter”を広報または宣伝に活用したいと感じていますか。(単一回答形式) (単位:%)
あなたは“口コミサイト”を広報または宣伝に活用したいと感じていますか。(単一回答形式) (単位:%)
あなたは<“広告”が効かない時代になってきた>と感じていますか。(単一回答形式) (単位:%)
企業にとって営業活動で成果を上げるために“企業のビジョン・ミッション”の認知度はどの程度大切だと感じていますか。(単一回答形式) (単位:%)
20歳以上で一都三県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)の企業・官公庁・団体に勤めていると答えた「会社員・公務員・団体職員」「会社役員」「契約社員・派遣社員」に、主な業務としてあてはまるものを聞きました。そのうち「政府・自治体広報、企業広報、学校・医療法人広報、団体広報、IRなど」「広告宣伝・販売促進・プロモーション・ブランディングなど」「WEBサイト企画、WEBサイト管理など」「企業経営・マネジメントなど」の4業務のいずれかにあてはまる、と答えた回答者689名を調査の対象として、以降の設問に回答してもらいました。また主な業務別でグループ分けをおこない、以降は表記を「政府・自治体広報、企業広報、学校・医療法人広報、団体広報、IRなど」は「広報担当」、「広告宣伝・販売促進・プロモーション・ブランディングなど」は「宣伝担当」、「WEBサイト企画、WEBサイト管理など」は「WEBサイト担当」、「企業経営・マネジメントなど」は「経営者等」とします。
調査実施先:ネットエイジア(株)