『七夕に関する意識と実態』調査 |
|
|
調査結果の概要
カルピス(株)は、1919年7月7日に乳酸菌飲料「カルピス」を発売したことにちなんで、七月七日生まれの人を対象にした『七夕』に関する意識と実態について調査しました。その結果によると、七夕生まれの6割弱(57.1%)の人が、七夕は日本だけ(他の国では行われていない)の行事と誤解していることが明らかになりました。また、笹飾りの風習の始まりについて、正しく「江戸時代」と回答できた人は12.5%で、およそ6割(58.7%)が「平安時代」と誤解していました。唱歌『たなばたさま』の認知度は、「よく知っている」54.5%と「だいたい知っている」40.9%を合わせて95.4%と、ほとんどの人がこの歌を知っていることがわかりました。しかし、笹飾りに付ける短冊の色数~唱歌『たなばたさま』の歌詞に出てくるのに~正しく「5色」33.8%と答えられた人は、1/3でした。また、短冊に書く願い事の内容は、元々どのような内容だったと思いますか?という質問に対する回答では、正解の「豊作祈願」53.2%と誤解の「恋愛成就」42.8%が群を抜いて多くなりました。七夕の行事食について尋ねると、正解の「そうめん」31.7%を挙げた人は3割、「おだんご」と回答した人が23.3%、一方で、「知らない」24.2%という人が4人に1人いました。七夕生まれの9割弱(89.9%)の人が、七夕伝説を知っていました。しかし、織姫と彦星の関係(夫婦)を正しく認識していた人は2割(21.0%)で、8割弱(77.1%)が「恋人」と誤解していることがわかりました。続いて、織姫と彦星の仕事については半数以上の人が正しく答えています(「機織り」54.9%と「牛飼い」64.7%)。七夕生まれの誕生日の過ごし方を見ると、例年、誕生日のお祝いをしてもらっている(いつもしてもらう)45.6%+「してもらうことが多い」30.4%)人は76.0%で、うち3/4が「家族」75.2%にお祝いをしてもらっていることがわかりました。
調査結果
- 七夕伝説を知っていますか?(n=1,024)(単一回答)
- (上記設問で「知っている」と回答した人たちへ)織姫と彦星の関係は?(n=920)(単一回答)
- (同上)織姫と彦星の仕事を知っていますか?(n=920)(単一回答) (単位:%)
織姫の仕事 彦星の仕事 機織り(○ 正解) 54.9 牛飼い(○ 正解) 64.7 巫女(× 誤解) 14.7 農民(× 誤解) 9.8 舞姫(× 誤解) 12.5 神主(× 誤解) 8.3 歌姫(× 誤解) 4.7 漁師(× 誤解) 7.2 歌人(× 誤解) 3.3 占星術師(× 誤解) 1.6 その他 0.2 その他 0.0 知らない 9.8 知らない 8.5 - 例年、誕生日のお祝いをしてもらっていますか?(n=1,024)(単一回答)
- (誕生日のお祝いをしてもらっている人へ)誰にしてもらうことが多いですか?(n=778)(単一回答)