メールマガジンに関する調査

調査結果の概要

インターネット調査会社の(株)マクロミルは、全国の20代から40代の男女を対象に、メールマガジンに関する調査を実施しました。メールマガジン（以降、メルマガと称する）を受信している人に、購読するようになったきっかけを尋ねました。「商品・サービスを購入（利用）したら送られてくるようになった」68.3％、「プレゼント・キャンペーン応募をしたら送られてくるようになった」67.6％と『受動的に届くようになった』との回答が７割近くとなっています。一方で、「企業やショップのホームページへアクセスし、自ら登録した」も66.8％と、積極的に情報を得ようとする人も多いようです。受信しているメルマガのジャンルの１位は、「ショッピング」68.9％、次いで「旅行・レジャー」、「グルメ・料理レシピ」同40.1％となりました。男女別に見ると、男性では「パソコン・インターネット」40.4％、「金融・マネー」32.3％の割合が女性に比べ高くなっています。女性では「ショッピング」76.3％、「グルメ・料理レシピ」49.4％、「ファッション・ブランド品」47.3％の比率が高くなっています。３年前と比べたメルマガの受信、購読頻度の変化について尋ねた結果、「増えている（「とても増えている」＋「やや増えている」）」の割合が最も高かったのは、『パソコンで受信するメルマガ』で66.0％となりました。受信していたメルマガを読まなくなる理由について尋ねたところ、「興味のない広告宣伝が多い」63.6％が最多となりました。次いで「内容がつまらない」52.6％、「配信頻度が多すぎる」50.2％となっています。「興味がなくなった」37.2％、「一回のメルマガが長い」30.0％も３割を超え、継続して興味をもってもらうには工夫が必要そうです。メルマガを受信している人に、メルマガを読むときの考え方を尋ねたところ、『タイトルで読むか読まないか判断する』という考えに対して「あてはまる（「とてもあてはまる」＋「ややあてはまる」）」と回答した人は84.2％となりました。また、『最初に見える範囲の内容で読むか判断する』については79.4％となっています。読みたいと思うメルマガはどんな内容か？尋ねたところ、「クーポン割引情報」63.4％が最も多く、次いで「キャンペーン情報」62.6％、「興味のあるジャンルの情報」56.6％となりました。男女別に見ると、女性では「クーポン割引情報」69.6％、「キャンペーン情報」68.0％が男性（各57.2％）に比べ高い割合となりました。パソコンでメルマガを受信する際に使用しているメールソフトを尋ねたところ、「Yahoo！メール」32.8％が最も多く、次いで、「OutlookExpress」29.8％、「Outlook」8.7％となっています。

調査結果