イマドキの中学生の実態調査

調査結果の概要

(株)マクロミルは、全国の中学生の男女を対象に、標記の調査を実施しました。まず、携帯電話での通話やメール、ゲームなど１日の使用時間の総計を尋ねたところ、「３時間以上」41.0％が４割となりました。男女別に見ると、女子で「３時間以上」と回答した人は51.0％と半数を超えており、男子（31.0％）と比べても高くなっています。携帯電話をどのように使っているか？尋ねたところ、「メール」の利用は94.0％、「通話」は76.0％となりました。メールや通話以外の携帯電話の使い方をみると、「写真を撮る」67.5％、「音楽を聴く」64.0％、「ゲームをする」61.0％が６割を超えています。男女別に見ると、男子では、「ゲームをする」68.0％が女子（54.0％）に比べて14pt高くなっています。女子は、「写真を撮る」79.0％、「コミュニティ・ＳＮＳの閲覧・書き込み」72.0％が７割を超え、男子よりも20pt以上高くなっています。また「プロフ（自己紹介・ホームページ）」55.0％も半数以上が利用しており、幅広いコミュニケーションのツールとして携帯を活用している様子が窺えます。携帯電話で通話する相手を尋ねたところ、「親」89.5％が最多、次いで「学校・塾の友人」81.6％となっています。また、メールをする相手は「学校・塾の友人」96.3％が最多、次いで「親」が73.9％、「兄弟・姉妹」が38.3％でした。携帯電話の使い方について、親とのルールが「ある」と回答した中学生は39.0％で、その内容を尋ねると「サイトの閲覧制限」53.8％、「使用料金の上限」52.6％が半数を超えています。そのルールを守っているか？尋ねると、「守っていない」と回答した人が25.6％でした。１日のテレビの視聴時間について尋ねたところ、「１時間未満」が26.5％、「１～２時間未満」が27.0％、「２～３時間未満」が22.0％となっています。「３時間以上」と回答した人は23.0％でした。テレビを主に見る場所は、「リビング・居間」が80.2％、「自分の部屋」が19.3％となっています。テレビ番組を家庭用テレビとワンセグのどちらで見ることが多いか？尋ねると、「テレビが多い」が90.9％、「テレビとワンセグ同じくらい」が4.1％、「ワンセグが多い」が5.1％となりました。今、一番欲しいものを尋ねたところ、１位は、「iPodなど音楽再生プレーヤー」20.0％、以下「パソコン」16.5％、「洋服」14.5％となりました。尊敬する人では、「スポーツ選手・芸能人」24.0％が最多、次いで「母」15.0％、「先輩」9.5％となっています。

調査結果