東京工芸大学 クール・ジャパンに関する調査(1)

  • 調査期間
  • 2010/04/30~2010/05/06
  • 調査対象
  • ネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする全国の15歳~49歳の男女 1,000人(男女各500人)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

東京工芸大学は、『クール・ジャパンに関する調査』をモバイルリサーチにより、実施しました。まず、全国の15歳から49歳の男女1,000人を対象に、『クール・ジャパン』という言葉の認知を聞いたところ、29.0%が「知っている(「(詳しく)内容までよく知っている」4.6%+「(詳しく内容は知らないが)言葉は聞いたことがある」24.4%)」と回答しました。また、『クール・ジャパン(CoolJapan)とは、日本のソフト領域が国際的に高く評価されている現象を指し、また評価されているコンテンツそのものも指す言葉です。具体的には『アニメーション』、『マンガ』、『ゲーム』など世界的に注目をされている日本のポップアート、ポップカルチャーのことで、さらには、日本の製品、ファッション、建築、料理など、外国の人たちから『格好いい』、『カワイイ』、『いけてる』と捉えられるモノを指す』と、説明した上で、『クール・ジャパン』として、あなたはどのようなモノを世界にアピールしたいかを聞いたところ、1位は「アニメーション」56.9%となり、2位「マンガ」49.9%、3位「日本食」47.0%が続くという結果になりました。次にテレビアニメ、マンガ、漫画家、ゲーム、アイドルについて『クール・ジャパン』だと思う作品、人などを質問しました。テレビアニメでは、「ドラゴンボールシリーズ」、「ドラえもん」がともに47.7%、「機動戦士ガンダムシリーズ」が47.6%と支持を集めました。マンガでは、「ドラゴンボール」が61.5%で最も多くの支持を集めました。漫画家では、故「手塚治虫さん」が75.6%と、最も多くの支持を集めました。ゲームでは、「ドラゴンクエストシリーズ」が60.8%で1位となりました。アイドルでは、「嵐」が53.8%と最も多くの支持を集め、男性を中心に支持を集めた「SMAP」は51.4%で2位となりました((2)に続く)。

調査結果

あなたは“クール・ジャパン”について知っていますか? (単位:%)
“クール・ジャパン”として世界に紹介したい日本文化は何ですか?(合計:n=1,000)(上位10位まで) (単位:%)
テレビアニメで“クール・ジャパン”だと思う作品・シリーズ(合計:n=1,000) (単位:%)
マンガで“クール・ジャパン”だと思う作品(合計:n=1,000) (単位:%)
漫画家で“クール・ジャパン”だと思う人(合計:n=1,000) (単位:%)
(敬称略)
ゲームで“クール・ジャパン”だと思う作品・シリーズ(合計:n=1,000) (単位:%)
アイドルで“クール・ジャパン”だと思う人・グループ(合計:n=1,000) (単位:%)
(敬称略)
((2)に続く)
調査実施先:学校法人東京工芸大学