ソニー損保「主婦の健康診断・健康意識に関する調査」 |
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調査結果の概要
ソニー損害保険(株)は、20歳から49歳の主婦(パート/アルバイト、専業主婦)に対し、健康診断・健康意識に関する調査を実施しました。まず、過去1年間に受けた検診の種類を尋ねたところ、1位は「一般的な健康診断」37.0%、以下「婦人科検診」34.1%、「ガン検診」10.7%となりましたが、最も多かった回答は、「過去1年以内に受けていない」39.8%でした。過去1年以内にどの検診も受けていない人に、その理由を尋ねたところ、最も多かったのは、「検診にお金がかかる」39.4%でした。過去1年以内に検診したガンの種類を尋ねると、「子宮けいガン」33.4%が最も多く、主婦の3人に1人が子宮けいガン検診を受けたようです。最近では、病院で受ける検診だけではなく、自宅で受けられる検診や、海外での観光も兼ねた検診などさまざまな検診方法があります。受けてみたいと思う検診を尋ねたところ、「500円で受けられるワンコイン検診」58.5%、「自宅でできるキット検診」40.8%、「検診後に昼食が付いているランチ付き検診」30.0%が上位3位となり、経済的かつ手軽に受けられる検診が求められていることがわかりました。1日の平均睡眠時間を尋ねると、多い順に、「5~6時間未満」38.6%、「6~7時間未満」29.1%、「5時間未満」19.0%となり、平均睡眠時間を算出したところ「5.9時間」となりました。また、1週間のうちで最も疲れを感じるのはいつか尋ねました。「毎日疲れている」が最も多く28.4%。曜日別では、「月曜日」19.5%が最も多く、「火曜日」は2.1%と少なく、「水曜日」4.1%、「木曜日」11.1%、「金曜日」17.8%と、平日では週の後半になるにつれ疲れを感じる人が多くなるようです。現在、自覚のある症状は?20代主婦では、「イライラすることが多い」50.6%と「いつも体がだるい」54.2%が5割を超え、他の世代よりも多い割合となりました。ガン以外の女性特有の病気や女性が罹りやすい病気の中で気になっているものは?「更年期障害」と回答した割合は年齢が上がるにつれて高くなっており、20代主婦で42.2%、30代主婦で59.2%、40代主婦では70.2%となっています。また、20代主婦では他の年代よりも回答した割合が高いものが多く、「貧血」51.8%、「子宮内膜症」50.6%、「卵巣のう腫」38.6%、「膀胱炎」32.5%で他の年代より10pt以上高くなっています。医療保険(ガン保険を含む)に加入しているか尋ねたところ、「加入している」74.6%、「加入していない」25.4%となりました。
調査結果
- 1週間のうちで最も疲れを感じる時(n=1,000)(単一回答形式) (単位:%)
- 現在、自覚のある症状(複数回答形式) (単位:%)
20代
(n=83)30代
(n=458)40代
(n=459)肩がこる 65.1 61.6 64.7 イライラする事が多い 50.6 44.8 32.2 腰が重い・痛い 32.5 34.1 32.9 視力が落ちた気がする 33.7 27.3 36.6 いつも体がだるい 54.2 30.3 29.0 手足が冷たい 32.5 29.3 24 頭が痛い・思い 25.3 25.3 22.0 目眩・立ち眩みがする 34.9 23.6 19.6 むくみがある 22.9 18.6 17.9 熟睡できない 19.3 19.0 17.2 特に症状はない 4.8 7.4 9.4 - 気になっている病気の種類(複数回答形式)(上位10位まで) (単位:%)
20代
(n=83)30代
(n=458)40代
(n=459)更年期障害 42.2 59.2 70.2 子宮筋腫 63.9 59.2 50.3 骨粗鬆症 38.6 31.2 33.8 子宮内膜症 50.6 36.5 23.7 貧血 51.8 33.0 22.0 糖尿病 31.3 29.0 22.9 卵巣のう腫 38.6 23.1 19.6 膀胱炎 32.5 14.4 15.7 高血圧 20.5 12.9 19.0 腹圧性失禁症 15.7 11.8 17.0 - 医療保険(ガン保険を含む)に加入しているか(単一回答形式) (単位:%)