小・中学生を対象に「スポーツ」についてアンケート調査

調査結果の概要

全国の小学生・中学生に対して、スポーツについてアンケート調査を実施しました。まず、スポーツの好き嫌いを尋ねたところ、「するのもみるのも好き」が46.4％と全体の半数近くに達し、次いで「するのは好き」が23.3％、「みるのは好き」が20.0％という順になりました。性別で見ると、「するのもみるのも好き」では男の子が57.3％、女の子が43.5％となり、女の子よりも男の子の方が、スポーツ熱が高い様子が窺えます。学年別で見ると、「するのもみるのも好き」では学年が上がるにつれ回答が若干増加しました。どのようなスポーツをしているか？尋ねたところ、「水泳」31.5％が最も多く、次いで「バスケットボール」19.8％、「サッカー」16.8％と続きました。性別で見ると、「サッカー」は男の子が39.8％、女の子が10.6％となり、女の子よりも男の子に、一方、「ダンス」や「バレーボール」では男の子よりも女の子の人気が高いという結果でした。してみたいスポーツを尋ねたところ、「フィギュアスケート」42.9％が最も多く、次いで「ダンス」28.8％、「テニス」27.8％と続きました。性別で見ると、男の子では「スノーボード」28.2％が最も多く、次いで「テニス」と「スキー」同22.3％と続き、一方、女の子では「フィギュアスケート」50.3％が最も多く、次いで「ダンス」35.2％、「テニス」29.3％と続きました。「フィギュアスケート」や「ダンス」では男の子よりも女の子の回答が圧倒的に多く見られた一方、「スノーボード」では女の子よりも男の子の回答が多くなりました。バンクーバーオリンピックを見ましたか？と尋ねたところ、「だいたい見た」が全体の51.9％、次いで「気になる競技だけ見た」29.7％、「少しだけ見た」14.7％と続きました。ほとんどの子どもが何かしらバンクーバーオリンピックを見ていたという結果でした。学年別で見ると、「だいたい見た」では小学校中学年で最も回答が多く、６割近くに達しました。バンクーバーオリンピックを見てやってみたいと思った競技は？「フィギュアスケート」59.2％が最も多く、次いで「カーリング」45.2％、「スピードスケート」20.8％と続きました。性別で見ると、男の子では「カーリング」49.5％が最も多く、次いで「スピードスケート」30.3％、「スノーボード」27.3％と続き、一方、女の子では「フィギュアスケート」70.7％が最も多く、次いで「カーリング」44.1％と続きました。「フィギュアスケート」では男の子よりも女の子の回答が圧倒的に多くなっており、女の子の「フィギュアスケート」への熱い視線が窺えました。また「スピードスケート」や「スノーボード」、「ジャンプ」などのスピード感やスリル、迫力を味わえる競技では、女の子よりも男の子の回答が多くなりました。サッカーワールドカップの開催について尋ねたところ、「知っていて応援しようと思っている」は24.1％、「知らなかったが応援しようと思う」は19.4％となり、サッカーワールドカップを応援しようと考えている子どもが４割を大きく超えることがわかりました。性別で見ると、「知っていて応援しようと思っている」は男の子が40.8％、女の子が19.7％となり、女の子よりも男の子の方が圧倒的に応援モードが高まっている様子が窺えます。

調査結果