第18回　「人気スポーツ」調査（調査結果の概要）

調査結果の概要

世論調査・市場調査の専門機関の（社）中央調査社が実施した「人気スポーツ」に関する全国意識調査によると、最も好きなスポーツ選手は、「イチロー選手」24.5％が６年連続の１位で、連続記録を伸ばしました。性別（年代別全てに）おいて１位の圧倒的な人気振りも、６年間同様です。今年は、バンクーバー五輪で銀メダルの活躍を見せた「浅田真央選手」12.1％が、（昨年の６位から）２位へ躍進しました。女性では20.7％にのぼり、「イチロー選手」の23.1％に迫る勢いです。また、ゴルフの昨年度賞金王「石川遼選手」9.6％は、（昨年に続き高順位の）３位にランクインしました。好きなプロスポーツは、「プロ野球」50.5％が（昨年に続き）半数を占めて１位。「プロサッカー」の減少で、2003年以来変わらなかった２位と３位が逆転し、２位「大相撲」19.1％、３位「プロサッカー」17.8％の順となりました。４位の「プロゴルフ」17.4％は、３位に迫る勢いです。好きな現役力士は、横綱「白鵬」31.2％が、３年連続で力士ナンバー１となりました。今年大関に昇進の「把瑠都」18.4％が２位に急上昇し、安定した人気の「魁皇」16.9％は５年ぶりにベスト３入りしました。一番好きなプロ野球チームは、1993年の調査開始以来「巨人」28.7％が１位。２位は「阪神」13.8％でした。昨年日本一の「巨人」は昨年に続き人気が上昇しているようです。一番好きなＪ１のサッカーチームでは、昨年に続いて「鹿島アントラーズ」6.9％がトップでした。２位は、昨年３位から上昇の「ガンバ大阪」5.1％、３位は、昨年４位から上昇の「名古屋グランパス」4.5％。前々回まで２年連続１位の「浦和レッズ」4.3％は４位に後退してしまいました。「浦和」の人気は４年続けて減少しています。バンクーバーオリンピックで印象に残っている競技と今後注目したい競技は？『印象に残っている競技』は、「フィギュアスケート」62.7％が最も高く、他を大きく引き離しました。『今後も注目したい競技』でも「フィギュアスケート」58.6％が最も高く、次いで「カーリング」21.5％。「スピードスケート」12.8％、「スノーボード」10.4％と続きました。

調査結果