オレンジリボンについての調査

  • 調査期間
  • 2010/05/14~2010/05/20
  • 調査対象
  • 0歳から12歳の自分の子供と同居している18歳~39歳の携帯電話ユーザー 1,202人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

ネットエイジア(株)では、オレンジリボンについてのアンケートを実施しました。最初に『オレンジリボン』を知っていますか?と尋ねたところ、全体では「詳しく知っている」が3.1%、「名前を聞いたことがある程度」が28.2%で、認知率は31.3%でした。男女別で見ると、男性の27.2%に対し、女性では7.4pt高い34.6%でした。 次に『オレンジリボン運動』について説明を行った上で、関心度を尋ねました。全体では77.7%が「関心あり(「非常に関心がある・関心を持った」19.4%と「やや関心がある・関心を持った」58.3%の合計)」と回答、男女別で見ると、男性よりも女性の方が関心度が高くなりました。育児に対してストレスを感じることがありますか?と尋ねたところ、全体では「よく感じる」が12.7%、「たまに感じる」が52.4%で、合わせて65.1%が「感じる」と回答、男女別では大きな差が見られ、男性が49.0%に対し、女性ではそれよりも29.2ptも高い78.2%でした。育児や児童虐待に関連する様々な項目について、あてはまるものを尋ねました。その結果、「あてはまる(「ややあてはまる」含む)」との回答割合が一番多かったのは、『児童虐待と夫婦間の不和は関係性があると思う』の81.0%でした。《あなたや配偶者が、子育ての悩みや育児方法などを相談したことがある人を教えてください》という質問に「相談したことはない」と回答した人以外に、子育ての悩みや育児方法などを最も多く相談した相手を尋ねたところ、全体では「自分の親」37.0%が最も多く、以下「ママ友、パパ友」23.3%、「友人」15.7%と続き、男女別で見ると、「ママ友、パパ友」では男性が16.7%に対し、女性は11.0pt高い27.7%。また、「配偶者の親」では女性が3.9%に対し、男性はそれよりも14.2pt高い18.1%と顕著な差が見られました。児童虐待防止への自治体・国の施策、取り組みについて尋ねました。『親権制限制度』導入の民法改正に「賛成である」は、全体で90.8%(男性88.3%、女性92.9%)。また『虐待致死傷罪』を新設し、児童虐待行為に対する厳罰化に「賛成である」は、全体で90.7%(男性88.8%、女性92.2%)でした。最後に、子供を虐待から守るための政府や地方自治体による具体的な施策は、今、緊急性が高いと思いますか?尋ねたところ、「緊急性が非常に高い」が51.4%、「緊急性がある程度高い」が38.3%で合わせて89.7%が「緊急性が高いと思う」と答えました(男性91.2%、女性88.4%)。

調査結果

あなたは“オレンジリボン”をご存じですか。(単一回答形式) (単位:%)
【オレンジリボン運動】
  “オレンジリボン”は「子ども虐待の現状を広く知らせ、子ども虐待を防止し、虐待を受けた子どもが幸福になれるように、という気持ちが込められたもの」で、<NPO児童虐待防止全国ネットワーク>が主となって児童虐待防止を目的とする活動を行っています。また、厚生労働省は2007年の11月から、毎年11月を児童虐待防止推進月間とし、オレンジリボンの啓蒙活動や、イベント実施を推進、市街をオレンジの色で埋め尽くそうという計画を推進しています。
あなたは“オレンジリボン運動”に関心がありますか、関心を持ちましたか。(単一回答形式) (単位:%)
あなたは育児に対してストレスを感じることがありますか。(単一回答形式) (単位:%)
育児や児童虐待についてお尋ねします。(n=1,202)(単一回答形式) (単位:%)
育児や児童虐待についてお尋ねします。(n=1,202)(単一回答形式) (単位:%)
あなたやあなたの配偶者が最も多く子育ての悩みや育児方法などを相談したのは誰ですか。(単一回答形式) (単位:%)
“親権制限制度”を導入する民法改正に賛成ですか。(単一回答形式) (単位:%)
“虐待致死傷罪”を新設し、児童虐待行為に対する厳罰化に賛成ですか。(単一回答形式) (単位:%)
子供を虐待から守るための政府や地方自治体による具体的な施策は、今、緊急性が高いと思いますか。(単一回答形式) (単位:%)
調査実施先:ネットエイジア(株)