魚料理に関する意識調査 |
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調査結果の概要
株式会社マルハニチロホールディングスでは、16歳から34歳の女性で、小学生以下の子供がおり『自分が主に食事を用意し、週に3日以上魚が食卓に上がる』と回答した人に、標記の調査を実施しました。魚『鯖(さば)・鮭(さけ)・鯵(あじ)・鰯(いわし)・鮪(まぐろ)・鰹(かつお)・鰈(かれい)・鰤(ぶり)・秋刀魚(さんま)』を購入する際の金額に対する意識を尋ねたところ、「安い(「安い」+「やや安い」)」の割合は、さんま73.3%、さけ65.6%、あじ51.5%、さば51.4%、いわし45.7%、かれい21.9%、かつお20.8%、ぶり15.1%、まぐろ10.1%と、さんまが7割強で最も多いという結果となりました。また、「高い(「高い」+「やや高い」)」の割合が最も多かったのはまぐろで、唯一過半数を超え63.2%と言う結果となりました。最も行う魚の調理方法について尋ねました。さんま、さけでは「焼いて(グリルやフライパン、オーブンで)」が他に比べ高く、さんま89.6%、さけ84.0%。また、まぐろ、かつおでは「生で(刺身やカルパッチョ、マリネなど、たたきも含む)」が他に比べ高くまぐろ91.9%、かつお87.7%。そして、かれい、さばでは「煮魚として(生姜煮、味噌煮、塩煮など)」が他に比べ高くかれい65.4%、さば37.5%。さらに、ぶりでは「あら煮など煮ものとして」が他に比べ高く12.2%となりました。現在、多くの料理本が出版され、またインターネットでもレシピサイトが多く存在していますが、魚を料理する上で参考にしているレシピを尋ねたところ、「レシピ本」60.5%が最も多く、次いで「親から教わったレシピ」52.7%、「ケータイのインターネットのレシピサイト」51.1%が半数以上で続くという結果となりました。食卓に魚を用意することについての意識において、『子供の発育・発達を考えて』では「あてはまる(「非常にあてはまる」+「ややあてはまる」)」は89.0%、『子供の健康を考えて』では「あてはまる」は92.9%と9割前後に上り、魚料理には子供を思う母心が詰まっている様子が窺い知れる結果となりました。食卓に魚を用意することについての意識において、『自分の美容を考えて』で「あてはまる(「非常にあてはまる」と「ややあてはまる」)」と回答した人に、最も期待する美容の効能を尋ねたところ、「美肌づくり」40.6%、「メタボ防止」26.0%、「疲労回復」17.2%の順となりました。
調査結果
- 【事前調査】魚が食卓に上がる回数(単一回答形式) (単位:%)
※ 魚が「週3日以上」食卓に上がる割合(料理、惣菜、加工品は問わない)は、事前調査で確認したところ、全体では45.5%(16歳~34歳で、小学生以下の子供がおり、自分が主に食事を用意する女性3,462人のうち1,574人が「週3日以上」と回答)、年代別においては、16歳-24歳49.9%、25歳-29歳46.4%、30歳-34歳41.7%、また有職主婦では50.1%、専業主婦では41.2%という結果となりました。 - 魚を購入する際の金額に対する意識(n=1,000)(単一回答形式) (単位:%)
- 最も行う魚の調理方法(n=1,000)(単一回答形式)(上位5位まで) (単位:%)
秋刀魚
(さんま)鮭
(さけ)鮪
(まぐろ)鰹
(かつお)鰈
(かれい)鯖
(さば)鰤
(ぶり)鯵
(あじ)鰯
(いわし)生で(刺身やカルパッチョ、マリネなど、たたきも含む) 4.1 10.5 91.9 87.7 4.2 7.7 19.2 32.2 14.2 焼いて(グリルやフライパン、オーブンで) 89.6 84 2.1 2.1 13.7 50.8 27.0 41.4 29.3 煮魚として(生姜煮、味噌煮、塩煮など) 2.8 1.1 1.2 1.8 65.4 37.5 29.2 2.8 19.1 あら煮など煮物として ― 0.3 0.4 0.1 1.7 0.2 12.2 0.2 0.6 蒸して ― ― ― 0.1 0.4 0.1 0.2 0.2 0.1 - 魚を料理する上で参考にするレシピ(n=1,000)(複数回答形式)(上位5位まで) (単位:%)