小学校4年生~6年生に聞く『放課後(アフター3)の過ごし方』と能力の自己評価~放課後の過ごし方(2) |
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調査結果の概要
((1)より続く)放課後の決め事について、「時間を気にせず自由気ままに遊びたい」36.5%と考えている子どもが3割半いますが、「別に何とも思わない」31.0%という意見もかなりの割合を占めました。平日における一日あたりの学校以外での勉強時間(平均)を見ると、「60~90分未満」34.3%と「30~60分未満」29.0%くらいが多く、平均「68.9分」。性別では男子(63.7分)よりも女子(74.2分)の方が長く、学年別では4年生(59.9分)が少なくなっています。一方、遊ぶ時間については、「120~150分未満」28.3%が最も多くなっていますが、その他さまざまで、子どもによって差があるようです(平均「122.5分」)。性別ではやや男子(125.6分)の方が女子(119.3分)よりも長く、学年別では高学年ほど少しずつ長くなっています。平日に遊ぶ時間のうち、「テレビゲームをする」67.3%、「スポーツをする」56.7%、「テレビを見る」53.3%などに時間を費やす子どもが多く、友達との遊びでは、「テレビゲーム」や「鬼ごっこ」、「サッカー」が流行っていることがわかりました。性別に見ると、男子のベスト3は「サッカー」、「テレビゲーム」、「カードゲーム」「野球」ですが、女子では、「鬼ごっこ」、「テレビゲーム」、「バスケットボール」となっています。平日の就寝時間は?子どもによってさまざまで、ばらつきが見られましたが、最も多かったのは「22時~22時30分」31.7%でした。男子よりも女子の方が、低学年よりも高学年の方が夜遅くまで起きていました。平日の睡眠時間を見ると、「9時間~9時間半未満」28.7%と「8時間~8時間半未満」25.7%が多く、平均「8.7時間」。性別では男子(8.8時間)の方が女子(8.6時間)よりも長く、学年別では低学年の子どもほど睡眠時間が長い傾向が見て取れました。土曜日は休み―かつては授業の時間だった午前中の過ごし方は?「テレビを見る」46.3%子どもが突出して多く、2位「テレビゲームをする」26.0%を大きく上回っています。