平成21年度第6回 インターネット都政モニターアンケート~救急医療と医療情報

  • 調査期間
  • 2009/12/11~2009/12/17
  • 調査対象
  • 満20歳以上のインターネット都政モニター500人(482人:回答率96.4%)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

都が実施したインターネット都政モニターアンケート結果によると、日頃の医療機関の選び方の中で最も多かったのは、「家や職場の近くの診療所」76.6%であった。かかりつけ医の有無について見ると、79.5%がかかりつけ医を有していた。医療機関選択のために欲しい情報で最も多かったのは、「診療日・診療時間」65.8%であった。救急外来の受診経験について、「休日のみ受診したことがある」は16.0%、「夜間のみ受診したことがある」は8.7%、「休日・夜間ともに受診したことがある」は11.2%、「いずれも受診したことがない」は64.1%という結果であった。救急外来受診の経緯は、「緊急性が高いと判断した」60.7%と「翌日まで待つには不安が大きかった」43.4%が目立つ。夜間・休日の急病時の対応方法で最も多かったのは、「救急医療機関や当番医(区市町村の休日夜間急患センター)に電話で相談する」64.3%であった。救急相談センター(#7119)の認知度を見ると、「よく知っていた」9.8%と「少しは知っていた」28.6%を合わせて38.4%、一方、「まったく知らなかった」37.6%と「ほとんど知らなかった」24.1%を合わせた「知らなかった」との回答は61.6%であった。救急相談センター(#7119)を「よく知っていた」、「少しは知っていた」と回答した回答者の救急相談センター(#7119)を知った手段は、「東京都や区市町村などの広報紙」49.2%が最も多く、「ポスター」27.6%、「都のホームページ」27.0%が続いた。

調査結果

日頃の医療機関の選び方(n=482) (単位:%)
かかりつけ医の有無(上記設問で「わからない」と回答した以外の人:n=478) (単位:%)
医療機関を選択するために欲しい情報(3MA)(n=482)(上位5位) (単位:%)
救急外来の受診経験(n=482) (単位:%)
救急外来受診の経緯(MA)(上記設問で「いずれも受信したことがない」と回答した以外の人:n=173) (単位:%)
夜間・休日の急病時の対応方法(n=482)(上位5位) (単位:%)
救急相談センター(#7119)の認知度(n=482) (単位:%)
救急相談センター(#7119)を知った手段(MA)(上記設問で「よく知っていた」「少しは知っていた」と回答した人:n=185)(上位5位) (単位:%)
救急医療の東京ルールについて
救急医療の状況を改善し、より大きな安心を実現するために、東京都がつくったルールです。
◆ルールⅠ 救急患者の迅速な受け入れ(一時受入・転送システム)
救急患者が迅速に医療をうけられるよう、地域の救急医療機関がお互いに協力・連携して救急患者を受け入れます。
◆ルールⅡ 「トリアージ」の実施
緊急性の高い患者の生命を守るため、救急医療の要否や診療の順番を判断する「トリアージ」を、救急のさまざまな場面で実施します。
◆ルールⅢ 都民の理解と参画
都民の大切な「社会資源」である救急医療を守るために、都民一人ひとりが適切な利用を心がけます。
調査実施先:東京都生活文化スポーツ局