料理と夫婦関係に関する調査

調査結果の概要

(株)マクロミルは、全国の20歳以上の既婚女性を対象に、『料理と夫婦関係に関する調査』を実施しました。まず、どのくらいの頻度で夕食を料理するか尋ねたところ、「ほぼ毎日」が75.8％、「週に５～６日」が16.3％となり、「週に５日以上」と回答した人は92.1％となりました。年代別に見ると、40代は「週に５日以上」夕食を料理する人が95.4％と他年代に比べ若干高くなっています。労働形態別に見ると、専業主婦では「ほぼ毎日」が79.6％と共働きに比べ10.5pt高くなっています。また、子供の有無別に見ると、子供のいる人では「ほぼ毎日」が81.0％と子供のいない人に比べ16.1pt高くなっています。夕食を料理しない時どのようにしているか尋ねたところ、「外食をしている」が74.4％で最も多く、次いで「弁当・惣菜を購入している」が62.4％、「夫が作る」が35.2％となっています。労働形態別に見ると、専業主婦では「弁当・惣菜を購入している」が70.7％と共働きに比べ16.0pt高い結果となっています。よく作る夕食のメニューを尋ねたところ、「炒めもの」が76.4％で最も多く、次いで「煮物」70.9％、「カレー」70.5％となりました。料理が得意か、苦手か尋ねたところ、「得意」は8.3％、「どちらかといえば得意」は47.5％で得意な人は合計で55.8％となりました。一方、「苦手」は8.3％、「どちらかといえば苦手」は35.9％で苦手な人は合計で44.2％でした。年代別に見ると、30代で「苦手」10.9％、「どちらかといえば苦手」43.4％と回答した人は54.3％と他年代に比べ10pt以上高くなっています。料理に対してレパートリーを増やす、料理を習うなど努力をしているか尋ねたところ、「とても努力している」は4.5％、「やや努力している」は58.9%で努力している人は合計で63.4％となりました。一方、「全く努力していない」は2.7％、「あまり努力していない」は33.9％で努力していない人は合計で36.6％でした。夫婦で夕食を一緒に食べる頻度を尋ねたところ、｢ほぼ毎日｣39.0％、「週に５～６回」10.9％と「週に５日以上」の人が約半数となっています。夫の帰りが遅い時、夕食を何時まで待つか尋ねました。「待たずに食べる」と回答した人が44.4％となった一方、「何時でも待つ」と回答した人は8.7％と１割に満たない結果となりました。自分が作った料理に対して夫の一言にカチンと来たことがあるか尋ねたところ、約半数の人が「ある」48.5％と回答しました。カチンと来た経験がある人に、その一言を尋ねると「おかずこれだけ？」が32.7％で最多、次いで「（食べたあと）無言」が29.0％、「もうちょっと塩入れた方がいい」が19.2％となっています。

調査結果