健康と備えに関する意識調査

  • 調査期間
  • 2009/09/01~2009/09/10
  • 調査対象
  • 関東圏及び関西圏在住の20歳~69歳の男女 1,000人(男女各500人)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

インターネット調査の(株)マーシュでは、関東圏及び関西圏在住の20歳から69歳の男女を対象に、健康と備えに関する意識調査を実施しました。その結果を見ると、自分の健康に不安を感じる割合は、「非常に不安」が15.4%、「不安」が54.0%、「あまり不安ではない」が28.9%、「全く不安ではない」が1.7%でした。不安を感じている割合は69.4%と、全体の約7割という結果となりました。自分の健康に不安を感じる人の具体的に不安を感じる病気は、「悪性新生物(がん)」が64.8%と群を抜いて高く、次いで、「脳血管疾患」39.0%、「心疾患」30.3%と続きました。病気になったとしたら、不安に思うことでは、「治療費などの出費がかかる」81.7%が圧倒的に高く、次いで、「収入が減る・途絶える」50.8%、「病院選び」42.4%の順でした。悪性新生物(がん)などの重い病気になった時、費用が『高額』だとしても治る見込みが高い治療法があれば、受けたいと思いますか?と尋ねると、71.9%が「受けたいと思う」と回答。男女別(既婚者)で見ると、男女共におよそ75%が「受けたいと思う」と答えました。先進医療の認知度について、「詳しく知っている」が5.3%、「詳しくではないが、知っている」が42.0%、「名前を聞いたことがある程度」が43.9%、「知らない」が8.8%。認知度は、約半数の47.3%という結果となりました。男女別(既婚者)で見ると、僅かに男性(49.9%)が女性(44.8%)を上回っています。悪性新生物(がん)などの重い病気になった時、先進医療を受けたいですか?との問いに、「受けたい」が85.9%、「受けたくない」14.1%という結果となり、そのうちの86.8%の男性(既婚者)、90.0%の女性(既婚者)が「受けたい」と回答しています。先進医療を受けたいと答えた人の先進医療費を保障する保険の加入意向について、「加入したい」が32.7%、「どちらかといえば加入したい」が53.9%と、加入の意向を示した人は86.6%でした。男女別(既婚者)で見ると、男性の92.4%、女性の92.6%が加入の意向を示しました。

調査結果

ご自身の今後の健康に、不安を感じますか。(n=1,000)(一つ選択) (単位:%)
具体的にどのような病気に対して不安を感じますか。(自分の健康に不安を感じる人:n=694)(複数選択可) (単位:%)
近い将来、あなたが入院や手術を伴う病気になったとしたら、不安に思うことは何ですか。(n=1,000)(複数選択可) (単位:%)
あなたが、重い病気になった時、費用が“高額”だとしても治る見込みが高い治療法があれば、受けたいと思いますか。(一つ選択) (単位:%)
あなたは、“先進医療”とは何かご存知ですか。(一つ選択) (単位:%)
あなたが、重い病気になった時、先進医療を受けたいですか。(一つ選択) (単位:%)
今から医療保険に加入するなら、先進医療の技術料が保障されるものに加入したいと思いますか。(先進医療を受けたいと答えた人)(一つ選択) (単位:%)
先進医療とは、最新の医療技術として、厚生労働大臣がその種類・医療機関を定めたものを指します。高い治療効果が期待される一方で、先進医療に係る費用は全額自己負担となるため、一般の保険診療の場合と比べて、費用を多く負担することになります。例えば、悪性腫瘍に対する陽子線治療の場合、1件当りの費用の目安は約290万円です。
お問合せ先  営業企画チーム  水城良祐
mail:mizuki@marsh-reserch.co.jp
調査実施先:(株)マーシュ