点眼方法に関する実態調査 |
|
|
調査結果の概要
ファイザー(株)は、緑内障など成人の目の病気が多く発症してくる40代から60代の男女(病院で複数の目薬を処方された経験のある人)を対象に、点眼方法に関するインターネット調査を行いました。その結果、3人に1人の33.5%が目薬をさし過ぎており、94.2%が点眼後に『目をぱちぱちさせている』など適切な点眼を行っていない、37.2%が十分間隔を空けずに複数の目薬を点眼しているなど、点眼滴数、点眼後の行動、点眼の間隔について正しく点眼できていない実態が明らかになりました。結果概要は次の通りです。目薬を一度に何滴(片方の目の中に入れた滴数)さすかを尋ねたところ、「1滴」が66.5%、「2滴以上」が33.5%でした。「2滴以上」さしてしまうにも関わらず、正しく点眼できていると思っている人は79.4%でした。一度に2滴以上点眼する理由としては、「1滴だと目全体や患部に薬が十分に行き渡っているかどうか不安だから」が最も多く、53.2%でした。点眼後、どのような行動をとるか尋ねたところ、「目をぱちぱちさせている」43.3%が最も多い結果となりました。一方、適切な点眼方法である「しばらくの間、目頭を押さえながら目を閉じている」はわずか5.8%でした。『目をぱちぱちさせている』理由としては、「目薬が目全体や患部に行き渡ると思うから」88.3%が圧倒的に多く、次位以下を大きく引き離しています。目薬をさした時、不快に思ったこと(薬の使用感以外)について尋ねたところ、38.8%が「目薬が鼻やのどの方に流れて薬の味を感じること」を挙げ、次いで「目薬が目から流れ出て後始末が面倒」35.9%、「目薬が目の中にうまく入らず、目の外に落ちてしまうこと」35.2%と続いています。複数の目薬をさす場合、約5分以上間隔を空けている人は62.8%、一方、約5分以上間隔をあけずに点眼している人は37.2%でした。点眼時の経験として、50.2%が「誤って目の外に点眼してしまう」、41.1%が「点眼容器がまぶたやまつげに接触する」、38.6%が「開封後1ヵ月以上経過した目薬を使ったことがある」と回答しました。
調査結果
- あなたは目薬をさす時、片目に一度に何滴(目の中に入れた滴数)さしますか?最もあてはまるものを1つ選んでください(n=1,200)(SA) (単位:%)
- あなたは、正しく点眼できていると思いますか?最もあてはまるものを1つ選んでください(n=1,200)(SA) (単位:%)
- あなたが一度に2滴以上さす理由について、最もあてはまるものを1つ選んでくだい(最初の設問に「2滴以上」さすと回答した人:n=402)(SA) (単位:%)
- あなたは上を向いて目薬をさした直後、どのような行動をしていますか?最もあてはまるものを1つ選んでください(n=1,200)(SA) (単位:%)
- その行動をとる理由について最もあてはまるものを1つ選んでください(左下設問に「目をぱちぱちさせている」と回答した人:n=520)(SA) (単位:%)