生活意識に関するアンケート調査(第41回)

  • 調査期間
  • 2010/02/11~2010/03/09
  • 調査対象
  • 全国の満20歳以上の男女 4,000人(有効回答者数 2,284人)<有効回答率 57.1%>
  • 調査方法
  • 郵送調査法

調査結果の概要

日本銀行が全国の満20歳以上の男女を対象に「生活意識に関するアンケート調査(第41回)」を実施した。その結果を昨年12月の前回(第40回)調査の数値と比較した。1年前と比べた現在の景況感は「良くなった」が僅かに増加、「悪くなった」が4.6ポイント減少。一方、現在と比べた1年後の景況感は「良くなる」が0.6ポイント増加し、「悪くなる」が4.6ポイント減少した事から、景況感は前回調査より改善した。金利水準についての見方は「金利が低すぎる」との回答が前回調査の48.8%から50.1%に1.3ポイント増加した。現在の暮らし向き(1年前対比)は「ゆとりが出てきた」が0.7ポイント増加し、「ゆとりがなくなってきた」は2.5ポイント減少している。1年前と比べた収入の増減では、「増えた」が1.2ポイント増加、「減った」が3.1ポイント減っている。また、支出の増減については、「増えた」が0.5ポイント増加し、「減った」が2.8ポイント減少した。1年後を見た勤労者の勤め先での雇用・処遇についての不安は「あまり感じない」が2.0ポイント増加、「かなり感じる」は2.9ポイント減少している。「少し感じる」は1.1ポイント増加した。『電子マネー』と聞いて何を思い浮かべるかと尋ねたところ、「あらかじめ入金(チャージ)しておいたICカードや携帯電話を端末にかざして、代金を支払うこと」65.1%との回答割合が最も高かった。次いで「ICカードや携帯電話を端末にかざして代金を支払い、銀行口座で後払いすること」38.2%、「クレジットカードを提示し、暗証番号を入力して代金を払うこと」25.6%、「インターネット上の電子的な財布にあらかじめ入金しておき、それを使って、代金を支払うこと」19.3%との回答割合が高かった。

調査結果

本調査を要約・編集するにあたり、「日本銀行」の著作物をもとに、当社の責任において変更を加え、転載した。尚、最近のアンケート調査環境の変化を踏まえ、第27回調査から郵送方式による調査に切り替えている。
1年前と比べた現在の景況感 (単位:%)
現在と比べた1年後の景況感 (単位:%)
金利水準についての見方 (単位:%)
現在の暮らし向き (単位:%)
1年前と比べた現在の収入 (単位:%)
1年前と比べた現在の支出 (単位:%)
1年後を見た勤め先での雇用・処遇についての不安(勤労者) (単位:%)
電子マネーに関する認識(複数回答) (単位:%)
調査実施先:日本銀行