シニアのブランドに対する意識調査

  • 調査期間
  • 2009/11
  • 調査対象
  • 全国の50代以上の男女 238人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

シニアのブランドに対する意識調査の結果によると、メーカー名やブランド名で選んでいるものとして、全体では「家電製品」64.1%が6割で最も多く、次いで「自動車・バイク」53.8%、「情報家電」51.7%の順となっています。逆に最も少ないのは「家具」6.4%であり1割に満ちていませんでした。年代別で比較した場合でも、「家電製品」「自動車・バイク」「情報家電」が多い傾向は変わりませんでしたが、微差ですが「食品」を含めた上位4カテゴリーについては、年齢が高いほど多くなっていることが見受けられます。メーカー名やブランド名で商品を選ぶ理由として、全体では「以前購入した商品に満足しているから」71.8%が7割超で最も多く、逆に『ステイタス』としての選択や、『身の回りの影響』による選択は少ないようです。男女別で比較した場合でも、最も多いのは「以前購入した商品に満足度しているから」でした。『顧客に対する姿勢』に関しては男性の方が2割ほど高く、女性は『ステイタス目的』が若干高めで、周りの影響は皆無でした。年代別で比較した場合でも、「以前購入した商品に満足しているから」が共通して最も高く、また微差ですがその年齢が高いほどその傾向が強くなっています。『顧客に対する姿勢』に関しても、年齢が高いほど多くなりました。反対に、メーカー名やブランド名で商品を選ばない理由として、全体では「商品によって気に入るものと気に入らないものがあるから」66.3%が6割近くで最も多く、2位は「値段で決めているから」27.4%となっています。男女別で比較した場合でも、最も多いのは「商品によって気に入るものと気に入らないものがあるから」でした。その他の項目でも大きな差は見られませんでしたが、「~次も良いとは限らないから」は、男性(12.7%)が女性(6.1%)の倍以上となりました。年代別で比較した場合でも、「商品によって気に入るものと気に入らないものがあるから」が共通して最も高く、特に50代(72.7%)は7割を超えています。

調査結果

次のうち、メーカー名やブランド名で選んでいるものはありますか?(複数回答) (単位:%)
全体
(n=234)
50代
(n=58)
60代
(n=105)
70代以上
(n=71)
家電製品(TV、冷蔵庫など)64.156.961.074.6
自動車、バイク53.855.250.557.7
情報家電(パソコン、携帯電話など)51.746.650.557.7
食品(調味料など含む)46.646.642.952.1
美容・化粧品30.836.227.631.0
スポーツ・アウトドア用品16.722.413.316.9
衣類、アクセサリー15.015.515.214.1
旅行13.213.85.723.9
日用品10.38.610.511.3
家具6.45.26.77.0
その他4.71.77.62.8
あなたがメーカー名やブランド名で商品を選ぶ理由はなんですか?(複数回答) (単位:%)
あなたがメーカー名やブランド名で商品を選ばない理由はなんですか?(複数回答) (単位:%)
調査実施先:日本テレネット(株)