調査結果の概要
シニアのブランドに対する意識調査の結果によると、メーカー名やブランド名で選んでいるものとして、全体では「家電製品」64.1%が6割で最も多く、次いで「自動車・バイク」53.8%、「情報家電」51.7%の順となっています。逆に最も少ないのは「家具」6.4%であり1割に満ちていませんでした。年代別で比較した場合でも、「家電製品」「自動車・バイク」「情報家電」が多い傾向は変わりませんでしたが、微差ですが「食品」を含めた上位4カテゴリーについては、年齢が高いほど多くなっていることが見受けられます。メーカー名やブランド名で商品を選ぶ理由として、全体では「以前購入した商品に満足しているから」71.8%が7割超で最も多く、逆に『ステイタス』としての選択や、『身の回りの影響』による選択は少ないようです。男女別で比較した場合でも、最も多いのは「以前購入した商品に満足度しているから」でした。『顧客に対する姿勢』に関しては男性の方が2割ほど高く、女性は『ステイタス目的』が若干高めで、周りの影響は皆無でした。年代別で比較した場合でも、「以前購入した商品に満足しているから」が共通して最も高く、また微差ですがその年齢が高いほどその傾向が強くなっています。『顧客に対する姿勢』に関しても、年齢が高いほど多くなりました。反対に、メーカー名やブランド名で商品を選ばない理由として、全体では「商品によって気に入るものと気に入らないものがあるから」66.3%が6割近くで最も多く、2位は「値段で決めているから」27.4%となっています。男女別で比較した場合でも、最も多いのは「商品によって気に入るものと気に入らないものがあるから」でした。その他の項目でも大きな差は見られませんでしたが、「~次も良いとは限らないから」は、男性(12.7%)が女性(6.1%)の倍以上となりました。年代別で比較した場合でも、「商品によって気に入るものと気に入らないものがあるから」が共通して最も高く、特に50代(72.7%)は7割を超えています。
調査結果
- 次のうち、メーカー名やブランド名で選んでいるものはありますか?(複数回答) (単位:%)
全体
(n=234)50代
(n=58)60代
(n=105)70代以上
(n=71)家電製品(TV、冷蔵庫など) 64.1 56.9 61.0 74.6 自動車、バイク 53.8 55.2 50.5 57.7 情報家電(パソコン、携帯電話など) 51.7 46.6 50.5 57.7 食品(調味料など含む) 46.6 46.6 42.9 52.1 美容・化粧品 30.8 36.2 27.6 31.0 スポーツ・アウトドア用品 16.7 22.4 13.3 16.9 衣類、アクセサリー 15.0 15.5 15.2 14.1 旅行 13.2 13.8 5.7 23.9 日用品 10.3 8.6 10.5 11.3 家具 6.4 5.2 6.7 7.0 その他 4.7 1.7 7.6 2.8 - あなたがメーカー名やブランド名で商品を選ぶ理由はなんですか?(複数回答) (単位:%)