インフルエンザに関する実態調査~知識編~

  • 調査期間
  • 2010/02/08~2010/02/10
  • 調査対象
  • 高校3年生以下の子どもを持つ全国の母親 500人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

フライシュマン・ヒラード・ジャパン(株)の医療専門ユニット<FHヘルスケア>は、高校3年生以下の子どもを持つ全国の母親を対象としたインフルエンザに関するインターネット調査を実施しました。まず、2009年の10大ニュースの中で生活に影響を与えたものは?と質問したところ、「新型インフルエンザの流行」79.0%が最も多く、次位以下の「円高・デフレ」42.6%や「高速道路 土日1,000円化」41.8%を大きく上回る結果となりました。さらに、家族における新型インフルエンザ罹患者の有無に対しては43.2%が「いる」と回答しており、子どものいる家庭の日常生活に大きな影響を与えている実態が浮き彫りとなりました。2009年5月に流行が始まった新型インフルエンザ(H1N1)は、どの動物に由来するものだと思いますか?と尋ねたところ、「ブタ」と正しく解答した人は59.2%で、「トリ」が15.0%、「わからない」が24.6%という結果になりました。インフルエンザワクチンによる1歳以上6歳未満の幼児の発病阻止効果についての問いに、「20%~30%未満」と正しく回答した人は、わずか3.0%でした。また、インフルエンザワクチン接種による予防効果の持続期間「5ヶ月」については正答率が5.0%止まりでした。タミフル、リレンザ、シンメトレルなどの抗インフルエンザウイルス薬の十分な効果を期待するためには、インフルエンザの症状が出てからどのくらいの期間に服用を始める必要があると思いますか?46.2%の人が「2日以内」に服用を始める必要があることを認識していました。インフルエンザに関する情報入手先は、「テレビのニュース番組」が69.0%と最も高く、「テレビの情報番組」59.4%、「インターネットの情報サイト」46.4%、「新聞(全国紙)」37.6%と続き、「SNS」2.0%や「ブログ」1.8%から情報を入手している人は少数に止まっていることも明らかになりました。さらに、信頼できる情報入手先についても「テレビのニュース番組」55.8%がトップで、「医療機関で配布している資料」35.2%、「新聞 全国紙」35.0%がこれに続いています。

調査結果

2009年の10大ニュースの中で、実際の生活に影響を与えたものは何でしたか。(n=500)(複数回答) (単位:%)
ご家族の中で、新型インフルエンザにかかった人はいますか。(n=500) (単位:%)
2009年5月に流行が始まった新型インフルエンザ(H1N1)は、どの動物に由来するものだと思いますか。(n=500) (単位:%)
インフルエンザワクチンについてお伺いします。1歳以上6歳未満の幼児で発病を阻止する効果は、どの程度であると思いますか。 (単位:%)
インフルエンザワクチンの接種による防御が有効な期間は、およそどのくらいであると思いますか。(n=500) (単位:%)
タミフル、リレンザ、シンメトレルなどの抗インフルエンザウイルス薬の十分な効果を期待するためには、インフルエンザの症状が出てからどのくらいの期間で服用を始める必要があると思いますか。(n=500) (単位:%)
インフルエンザに関する情報をどこから入手していますか/以下の情報ルートのうち、どこからの情報を信頼していますか。(n=500)(複数回答) (単位:%)
情報入手先信頼できる入手先
テレビのニュース番組69.055.8
テレビの情報番組59.433.0
インターネットの情報サイト46.426.4
新聞(全国紙)37.635.0
医療機関で配布している資料29.035.2
新聞(地方紙)20.818.8
テレビのバラエティ番組10.04.2
その他4.83.6
コミュニティペーパー2.61.0
SNS2.01.0
ブログ1.81.0
一般週刊誌1.61.2
スポーツ新聞0.80.4
ケーブルテレビ0.80.6
女性週刊誌0.20.2
調査実施先:フライシュマン・ヒラード・ジャパン(株)