第15回 新成人意識調査(2)

  • 調査期間
  • 2009/12/18~2009/12/21
  • 調査対象
  • 2010年1月に成人式を迎える全国の独身男女(1989年4月2日~1990年4月1日生まれ)800人(男女各400人)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

((1)より続く)日本の社会についての現在の気持ちを見ると、「日本の政治はうまくいっていると思う」と感じているのは僅か4.1%でした。仕事についてどのように考えているのか?質問した結果、多数が「仕事だけの人生は嫌だ」59.5%と回答。彼らのマイペース志向が表れた結果となっています。「仕事に燃えている人はすてきだと思う」は46.1%と、2010年新成人は競争や努力といったことには関心がないように見受けられます。あなたにとって仕事とは?と尋ねました。「お金を稼ぐこと」85.4%が最も多く、以下「生活の糧」72.1%、「経済的な自立のため」61.3%と、現実的な答えが上位を占めました。2010年新成人は、全体の27.1%(男性23.8% 女性30.5%)が「現在交際相手がいる」と回答。そして、約半数の47.5%がその相手と「結婚したい」(男性47.4% 女性47.5%)と考えていることがわかりました。新成人全体の83.4%が『早く』(18.3%)または『いずれは』(65.1%)「結婚したい」と考え(男性82.5% 女性84.3%)、「結婚はしたくない」との回答は16.6%でした(男性17.5% 女性15.8%)。結婚の意思を持つ新成人に結婚したいと思う理由を聞くと、「愛する人と一緒にいたいから」60.1%と「子どもなど家族がほしいから」57.4%が上位となりました。2010年新成人全員に結婚相手を見つけるということについて尋ねました。「今後結婚相手と出会う機会は、他人より少ないと思う」と回答という回答は28.6%、「結婚のための努力として婚活が必須だ」と感じている割合は9.0%でした。結婚についての最も身近なお手本は親の結婚ですが、「両親のような夫婦になりたい」18.5%、「両親を見て結婚はいいなと思う」17.4%と、両親の結婚をよしとする割合は低値です。同様に、周囲の友人・知人を見て、結婚はいいなと思う」も10.6%と低い結果でした((3)に続く)。

調査結果

((1)より続く)
現在の気持ち<日本の社会について>(800人) (単位:%)
仕事観(800人)(上位5位まで) (単位:%)
あなたにとって仕事とは(800人)(上位5位まで) (単位:%)
交際相手の有無(全体) (単位:%)
現在の交際相手との結婚意向(左下設問に「交際相手がいる」と回答した新成人:217人) (単位:%)
2010年新成人の結婚意向(全体) (単位:%)
2010年新成人 結婚したい理由(結婚の意思を持つ新成人:667人)(複数回答)(上位5位まで) (単位:%)
2010年新成人 結婚相手を見つけることについて(800人)(複数回答) (単位:%)
2010年新成人 周囲からうける結婚のイメージについて(800人)(複数回答) (単位:%)
全体男性女性
両親のような夫婦になりたい18.514.522.5
両親を見て結婚はいいなと思う17.414.020.8
周囲の友人・知人を見て、結婚はいいなと思う10.68.013.3
((3)に続く)
調査実施先:(株)オーネット