バレンタイン事情2010 |
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調査結果の概要
2月14日はバレンタインデー。かつては『女性から男性に告白する日』でしたが、最近では、従来からある本命チョコや季節のご挨拶としての義理チョコだけでなく、自分へのプレゼントとしてのご褒美チョコや、女の子同士でチョコレートを贈り合う『友チョコ』が人気となっているようです。今年は日曜日のバレンタインデー、女性達はどのようなチョコをどんな風に準備し、そのチョコにどんな想いを込めているのでしょうか。昨年の実績とともに、いまどき女子のバレンタイン事情を探ってみます。今年(2010年)のバレンタインにチョコをあげる予定の相手は、「女友達」74.0%がトップ。彼氏のいる人でも51.4%と高率になっています。「告白したい男性」は11.2%です。また、チョコをあげる予定の人数は、「女友達」への『友チョコ』が最も多く9.9人、中学生は11.5人、高校生は10.9人へ贈る予定です。今年あげるバレンタイン・チョコのタイプについて聞くと(調査時期の時点=2009年12月では「まだ決めていない」女性が23.2%いますが)、それ以外の人に聞いてみると、早くも「手づくり」と決めている人が69.5%と最も多く、市販品になんらかのアレンジを加える『デコリ派』は74.8%。今年もひと手間かけた『デコリ』なチョコが主流となりそうです。女友達同士贈り合う『友チョコ』について、女性同士で『友チョコ』を贈り合うメリットは何だと思うかを聞いてみると、「友だちと盛り上がれる」83.4%、「友情を深めることができる」62.6%、「おいしいチョコを食べることができる」56.6%などが挙げられ、様々な点がメリットと考えられています。メリットを意識してか、今年のバレンタインに女友達に『友チョコ』を「あげたい」と考えている女性は84.4%で、女友達から『友チョコ』を「もらいたい」89.8%と考えている女性とほぼ同率です。本命チョコより『友チョコ』、市販のチョコをそのままではなく手作りや自分らしくデコレーションするなどのアレンジしたチョコが主流のいまどきのバレンタイン・チョコ事情。このようなチョコ『デコ菓子』のプレゼントとしての魅力度は、約8割(79.2%)と高く、特に、中学生85.3%、高校生84.7%と『友チョコ』習慣のある女子中高生の支持率が非常に高くなっています。
調査結果
昨年(2009年)のバレンタインデーにチョコをあげ、かつ、今年(2010年)の
バレンタインデーもチョコをあげる予定の独身女性に限定
中学1年生~中学3年生:150人/高校1年生~高校3年生:150人
大学1年生~大学4年生:100人/OL(23歳~29歳):100人- 今年(2010年)のバレンタインにチョコをあげる予定の相手 (単位:%)
全体
(n=500)彼氏いる
(n=173)彼氏いない
(n=327)告白したい男性 11.2 5.8 14.1 彼氏 32.0 89.0 1.8 女友達 74.0 51.4 85.9 男友達 29.6 27.7 30.6 父親・兄・弟 55.2 42.8 61.8 母親・姉・妹 33.8 23.1 39.4 上司・同僚など義理チョコ相手 24.2 26.0 23.2 自分自身 19.6 13.9 22.6 その他 2.2 1.7 2.4 - 今年(2010年)のバレンタインにチョコをあげる予定の人数 (単位:人)
全体 中学生 高校生 大学生 OL 彼氏いる 彼氏
いない告白したい男性 1.0 1.0 1.0 1.0 1.1 1.0 1.0 彼氏 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 女友達 9.9 11.5 10.9 8.2 2.9 9.2 10.2 男友達 4.6 5.3 4.2 5.7 2.7 4.7 4.6 父親・兄・弟 1.7 1.8 1.6 1.8 1.6 1.7 1.7 母親・姉・妹 1.7 1.7 1.6 1.7 2.0 1.6 1.7 上司・同僚など義理チョコ相手 7.7 6.4 7.3 8.9 8.0 8.2 7.4 自分自身 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 その他 2.5 2.3 2.6 2.0 3.0 2.0 2.6 - 今年(2010年)あげるバレンタイン・チョコのタイプ (単位:%)
- 女性同士で友チョコを贈り合うメリット(全体:n=500) (単位:%)