バンクーバー冬季五輪直前調査(2万人対象)

  • 調査期間
  • 2010/01/29~2010/02/01
  • 調査対象
  • 20代~60代までの各10年代で、男女各2,000人ずつ 合計20,000人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

産業能率大学スポーツマネジメント研究所は、2月12日に開幕するバンクーバー冬季五輪に関し、日本代表全選手のうち知っている選手や、中継を見たい選手、各選手のメダル予想などを尋ねる調査を実施しました。調査の結果、『知名度』『期待の大きさ』『金メダルを取ると思う選手』のいずれも1位はフィギュアスケートの「浅田真央選手」。あわせて尋ねた『見たい競技』でもフィギュアスケートは1位になっており、フィギュアスケートへの関心が非常に高いことがわかりました。調査は20代から60代の2万人から回答を得ています。日本代表選手の知名度を見ると、1位から4位までの上位をフィギュアスケート選手が独占しています。フィギュア勢に続くのは、スキー・ジャンプの「葛西紀明選手」68.6%、スキー・フリースタイルの「上村愛子選手」67.6%です。最年少の代表選手として話題のスピードスケート「高木美帆選手」46.0%は12位でした。知名度にかかわらず、中継を「必ず見たい」と回答した割合を単純に順位付けした結果でみても、「浅田真央選手」38.4%が1位でしたが、スノーボードから2位に「岡田良菜選手」32.4%、3位に「土井奈津子選手」32.3%が、フィギュアの「安藤美姫選手」31.4%を挟んで5位にはボブスレーの「土居川真二選手」30.4%が入っています。コアなスポーツファンだけが知る有望選手と言え、これらの選手の活躍によって予期せぬ感動が生まれるかもしれません。知っている選手全員について、競技結果を『金メダル』『銀メダル』『銅メダル』『入賞』『入賞は難しい』の5つの選択肢(ひとつだけ選択)から予想してもらいました(個人・団体を問わず)。『金メダル』予想に限定してみると、ここでも「浅田真央選手」42.8%が1位。モーグルの「上村愛子選手」27.2%が3位に、ノルディック複合の「小林範仁選手」15.4%が4位に入っています。上記の各項目でフィギュアスケートの選手が上位にいたこともあり、『見たい競技』も「フィギュアスケート」が1位。2位は「スキー・ジャンプ」、3位は「スピードスケート」でした。日本勢が出場しない「アイスホッケー」(12位)は、「リュージュ」(13位)などより上位にありました。

調査結果

知名度(知っている選手、敬称略) (単位:%)
コアファン度(知名度に関わらず、中継を「必ず見たい」との回答割合、敬称略) (単位:%)
金メダル予想(個人・団体問わず、敬称略) (単位:%)
見たい競技(見たい度合い)
順位競技ポイント
1フィギュアスケート55,792
2スキー・ジャンプ41,313
3スピードスケート36,905
4フリースタイル(モーグル等)34,660
5アルペンスキー(滑降・回転等)30,631
6ノルディック複合28,382
7スケートショートトラック27,215
8カーリング25,981
9スノーボード23,824
10クロスカントリー21,126
11ボブスレー20,119
12アイスホッケー(出場無し)19,029
13リュージュ17,721
14スケルトン17,120
15バイアスロン16,923
  (1)  「放送時間をチェックして必ずみたい」=5pt
  (2)  「テレビを見ていて中継されていたら是非見たい」=3pt  
  (3)  「活躍している場面だったら見るかもしれない」=1pt
  (4)  「見たいとは思わない」=0pt
上記の合計値
調査実施先:学校法人 産業能率大学スポーツマネジメント研究所