COP15と国際貢献に関する意識調査

  • 調査期間
  • 2010/01/06~2010/01/08
  • 調査対象
  • ネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする全国の仕事での英語使用経験がある25歳~49歳の男女 1,000人(男女各500人)
  • 調査方法
  • モバイルリサーチ

調査結果の概要

マンツーマン専門の英会話スクールを運営する(株)GABAでは、COP15と国際貢献に関する意識調査を実施しました。仕事で英語の使用経験がある人に、仕事において、『海外で』または国境を越えて『グローバルに』活躍していきたいと思うかを尋ねたところ、「現在すでに活躍しており、今後も活躍していきたいと思う」6.1%、「現在は活躍していないが、今後活躍していきたいと思う」43.7%、「活躍していきたいとは思わない」50.2%となり、年代別で比較すると、「グローバルに活躍していきたい(「現在すでに活躍しており、今後も活躍していきたいと思う」と「現在は活躍していないが、今後活躍していきたいと思う」との合計)は、20代58.6%、30代51.2%、40代46.0%となりました。20代では「現在は活躍していないが、今後活躍していきたいと思う」が55.2%と、他の年代よりも高くなっており、今後の活躍が期待されます。仕事において、『海外で』または国境を越えて『グローバルに』活躍していきたいと回答した人に、その地域を聞いたところ、「アジア」40.0%が最も多く、次に「ヨーロッパ」24.3%、「北アメリカ」20.9%となり、男女別に見ると、男性では「アジア」47.6%が突出して高く、女性では「アジア」32.1%、「ヨーロッパ」30.1%と2地域に集中。特に「ヨーロッパ」は男性より女性の方が11.4pt高くなっており、女性に人気の地域となっていることが窺えます。次に、国際貢献をしたいと思うかを尋ねると、「したい(「機会があればしたい」66.0%を含む)」が72.4%となり、7割強が「国際貢献をしたい」と思っていることがわかりました。全回答者に、環境問題への関心度を聞くと、「関心がある(「非常に関心がある」20.4%、「ある程度関心がある」70.1%)」が90.5%と、9割を超える結果となり、関心の高さが見られました。『国際貢献をしたい』と回答した人は環境問題への関心がさらに高く、「関心がある」が96.5%でした。様々ある環境問題5項目に対して、それぞれどう捉えているかを聞きました。「内容を知っており、真剣に捉えている」割合は、<地球温暖化>59.3%、<酸性雨・大気汚染>50.7%、<フロンガス排出によるオゾン層破壊>56.2%、<放射性廃棄物>48.2%、<乱獲、密漁、珊瑚礁破壊等による生態系破壊>50.5%という結果でした。COP15についての認知を聞いたところ、「内容を詳しく知っている」7.4%、「内容を知っている」37.7%となり、合計すると45.1%が「内容を知っている」ということがわかりました。また、「名称は聞いたことがある」は38.7%となっており、COP15の認知率は83.8%となっています。COP15のニュースや協議の結果を見て思うことをそれぞれ聞いたところ、「あてはまる」と回答したのが最も多かったのは「温室効果ガス削減は、グローバルな重要課題だと思った」で86.6%となりました。

調査結果

  2009年12月7日から19日までの約2週間にわたり、COP15(国連気候変動枠組条約第15回締約国会議)がデンマークの首都コペンハーゲンで行われました。COPは、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)を受けて設置された会議で、年に一度、各国の環境に関わる省庁の大臣が集まり、同条約の成果について話し合います。今回の会議の目的は2013年以降の地球温暖化対策を決定し、各国の同意を求めることにありました。
今後、仕事において、“海外で”または国境を越えて“グローバルに”活躍していきたいか(単一回答形式) (単位:%)
今後主にグローバルに活躍していきたい海外の地域(対象者:仕事において、“海外で”または国境を越えて“グローバルに”活躍していきたい人)(単一回答形式)(単一回答形式) (単位:%)
国際貢献をしたいと思うか(単一回答形式) (単位:%)
環境問題に関心があるか(単一回答形式) (単位:%)
環境問題について(全体:n=1,000)(単一回答形式) (単位:%)
COP15(国連気候変動枠組条約第15回締約国会議)について(単一回答形式) (単位:%)
COP15のニュースや結果を見て(対象者:COP15の認知者)(単一回答形式) (単位:%)
調査実施先:株式会社GABA 英会話のGaba調べ