恋人と住まいの関係に関する調査

  • 調査期間
  • 2010/01/19~2010/01/21
  • 調査対象
  • 全国の20代~30代の恋人がいる独身男女 600人(各世代男女150人)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は、20代から30代の恋人がいる独身男女を対象に、恋人と住まいの関係に関する調査を行い、3割以上の女性が『住んでいる場所で相手の経済力を推測する』ことや、『賃貸契約更新』が同棲や結婚の契機になること、また20代男性に『恋人と会う時間より、ひとりの時間の方が大切』と考えている人が多いことなどがわかりました。まず、自身と恋人の居住形態について尋ねると、回答者(48.3%)、恋人(49.8%)ともに、「親と同居」が半数、「一人くらし」は回答者は39.5%、恋人は34.7%でした。『住んでいる場所で相手の経済力を推測したことがある』という人は30.0%で、男性(27.3%)より女性(32.7%)で多く、また、女性の4人に1人(25.7%)が『住んでいる場所で相手のポイントがアップしたことがある』と回答しています。自宅から恋人宅までの所要時間を聞いたところ、「45分~1時間」が23.2%で最多。以下「1時間~2時間」22.5%、「15分~30分」20.1%と続き、平均は「81.9分」でした。また理想は、「15分~30分」が49.9%、「15分以内」が24.9%で、「30分以内」が4分の3を占め、平均は「33.1分」と、現実より「48.8分」も近くなっています。週に恋人と会う回数、また理想の(会う)回数を尋ねると、「週1回」41.7%(男性45.0%、女性38.3%)というカップルが最も多く、平均は「2.1回」となりました。女性の5人に1人(20.0%)は、週に1回も会えない(会わない?)ことが明らかになりました(「週に2回会いたい」と考えている女性は29.0%と、男性の19.0%を10pt上回っています)。恋人と会う時間とひとりの時間、どちらが大切か聞いたところ、「どちらでもない」47.2%が最も多く、『どっちが大切かといわれても…』という感じですが、20代は男女とも「ひとりの時間」を選ぶ人が多く、特に男性は3割(32.7%)を超えています。恋人よりも大切なひとりの時間、一体、何をしているのでしょうか?『同棲』については、「すべき(してもよい)」60.0%と思っている人が6割に。賃貸契約更新時に、恋人との『同棲/結婚』を考えたことがありますか?『同棲』を考えたことがある人は全体の4割超(40.7%)に上りました。これを男女別に見ますと、「考えたことがある」男性が37.8%であるのに対し、女性は44.9%と、女性の方が7.1pt多くなっていることがわかります。『結婚』については、4人に1人(26.4%)。ただ男女別では、『同棲』とは逆に、「考えたことがある」のは男性が32.3%と、女性(18.0%)より14.3pt多くなっており、男女で微妙な温度差もあるようです。

調査結果

あなたと恋人の居住形態は? (単位:%)
住んでいる場所で相手の経済力を推測したことがありますか? (単位:%)
住んでいる場所で相手のポイントがアップしたことがありますか? (単位:%)
自宅から恋人宅まで行くのにかかる時間(片道の平均)と、理想の時間は?(交通手段は問いません)
<現実> (単位:%)
<理想> (単位:%)
現実(平均)の時間理想(平均)の時間
全体81.9分33.1分
男性81.6分33.0分
女性82.2分33.1分
週に何回恋人と会いますか?また何回会うのが理想ですか?
<現実> (単位:%)
<理想> (単位:%)
会う(現実)回数理想の回数
全体2.1回2.8回
男性2.0回2.9回
女性2.1回2.7回
恋人と会う時間とひとりの時間、どちらが大切ですか? (単位:%)
“同棲”をどう思いますか? (単位:%)
賃貸契約更新時に、恋人との“同棲/結婚”を考えたことがありますか?(賃貸住宅で一人暮らしをしている216人) (単位:%)
はいいいえどちらでもない
同棲結婚同棲結婚同棲結婚
全体(n=216)40.726.447.256.012.017.6
男性(n=127)37.832.348.852.813.415.0
女性(n=89)44.918.044.960.710.121.3
調査実施先:アットホーム(株)