電車内広告の広告効果に関する実態調査

  • 調査期間
  • 2009/12/02~2009/12/16
  • 調査対象
  • 一都三県在住の20歳~49歳の男女ケータイユーザー 1,146人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

ネットエイジア(株)では、電車内広告の広告効果に関する実態についてのアンケートを実施し、一都三県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)在住で、週1回以上、JR山手線、JR中央線、東京メトロ銀座線のいずれかの電車に乗る20歳から49歳の男女1,146人の携帯電話ユーザーの回答を集計いたしました。まず、電車内で座席に座っている時によくする行動を聞いたところ、最も多かったのは「寝る・目を閉じている」68.9%、次いで「ケータイでメールをする」68.2%、「ケータイでインターネットをする」62.1%と続きました。一方、立っている時によくする行動で最も多かったのは、「車内広告を見る」71.8%でした。以下「外の景色を見る」68.3%、「ケータイでメールをする」62.0%と続きます。電車内広告の閲覧頻度を尋ねると、「電車に乗るたびに注意して見ている」27.9%、「他にすることがない時は見ている」43.5%、「興味がある内容なら見るぐらい」26.4%、「あまり見ない/まったく見ない」2.2%という結果になりました。性年代別で比較すると、「電車に乗るたびに注意して見ている」割合が最も高かったのは40代女性(37.1%)、最も低かったのは20代女性(23.8%)でした。電車内広告を見た後に取ったことがある行動を聞きますと、「広告がきっかけで商品を買ってはいないが手にとってみた」50.6%が最も高く、「広告がきっかけで商品を買った」は35.6%でした。電車内広告で利用されていることも多くなった『QRコード』の利用実態では、「電車内広告のQRコードからアクセスしたことがある」割合は、1割に満たない状況で、8.6%という結果でした。『電車内広告全般は信頼できるメディアのうちの一つだと思う』において、あなたの考えは「あてはまる」・「あてはまらない」のどちらになるかを聞いたところ、「あてはまる」割合は70.4%、「あてはまらない」割合は29.6%で約3割という結果となり、また、電車内広告を普段どの程度覚えているかにおいて『見てはいるが、電車を降りたら忘れている程度』を選択した人で見てみると、「あてはまらない」割合は48.9%で約5割という結果となり、『信頼感』と『記憶のレベル』が関連していることが明らかになりました。

調査結果

電車内で座れた時によくする行動(全体:n=1,146)(複数回答形式) (単位:%)
電車内で立っている時によくする行動(全体:n=1,146)(複数回答形式) (単位:%)
電車の“車内広告”閲覧頻度(単一回答形式) (単位:%)
電車の“車内広告”を見た後に取ったことがある行動(複数回答形式) (単位:%)
電車の車内広告全般について:信頼できる媒体のうちの一つだと思う(単一回答形式) (単位:%)
調査実施先:ネットエイジア(株)