小・中学生を対象に「クリスマス」についてアンケート調査

調査結果の概要

クリスマスについて、全国の小学生・中学生を中心としたサークルリンク会員に対し調査を実施しました。まず、クリスマスにプレゼントをもらうかについて聞いたところ、「もらう」が89.7％となり、ほぼ９割の子どもが毎年クリスマスプレゼントをもらっているという結果でした。学年別で見ると、小学校中学年・高学年では９割以上が「もらう」と回答しましたが、中学生では８割にまで減少しました。誰からクリスマスプレゼントをもらうかについては、「お母さん」が56.6％と最も多く、次いで「サンタクロース」55.7％、「お父さん」51.7％と続きました。学年別で見ると、「サンタクロース」は小学校中学年で８割を大きく超えましたが、小学校高学年では５割台、中学生では３割台にまで減少、反対に「友だち」は学年が上がるにつれ多くなっていました。クリスマスに家族や友だちに何かおくるかどうか質問したところ、「プレゼント」が34.3％と最も多く、次いで「クリスマスカード」26.8％、「手紙をおくる」19.4％と続きました。学年別で見ると、「プレゼントをおくる」では学年が上がるにつれ回答が増えましたが「クリスマスカードをおくる」や「手紙をおくる」では学年が上がるにつれ回答が減っていました。また、「携帯でデコレーションメールをおくる」では中学生の回答がかなり多く、目立っていました。中学生になると携帯電話の所有率も高くなり、その分手書きのメッセージよりもメールの利用が増えることが推測されます。今年（2009年）クリスマスの予定について聞いてみたところ、「家族でホームパーティーをする」が42.3％とかなり多く、次いで「友達とホームパーティーをする」19.6％が続きました。20才になったときの理想のクリスマスについて尋ねると、「デートをする」が55.6％ととても多くなり、次いで「友達とホームパーティーをする」34.5％が続きました。「デートをする」について学年別で見ると、小学校中学年が４割程度だったのに対し、小学校高学年では６割以上、中学生も５割を大きく超えていました。小学校高学年以上において、『大人のクリスマス＝デート』が憧れのイメージとなっていることが窺えます。クリスマスのかざりつけは、「クリスマスツリー」が75.4％と圧倒的に高く、次いで「クリスマスリース」43.3％、「サンタクロースなどの人形」33.3％と続きました。クリスマスプレゼントにほしいものでは、「ゲームソフト」が51.4％と最も多く、次いで「ゲーム機」42.7％、「お金・お小遣い」38.9％と続きました。学年別で見ると、「ゲームソフト」や「ゲーム機」は学年が上がるにつれ回答が減少傾向にありましたが、「洋服やアクセサリー」や「お金・お小遣い」では学年が上がるにつれ回答が増えていました。学年が上がるにつれおしゃれを意識したり、お小遣いで自分の欲しいものを買いたいと考える子どもが増えることが推測されます。

調査結果