2010年 年賀状に関する調査

調査結果の概要

(株)マクロミルでは、全国の15歳から69歳の男女を対象に、『年賀状に関する調査』を実施しました。まず初めに、今年（2010年のお正月）、年賀状を送る予定があるかを尋ねたところ、88.2％の人が「予定がある」（男性：85.2％、女性：91.2％）と回答しています。年賀状を送る予定の人に、どのような形態で送るか尋ねたところ、「年賀はがき」が96.4％で最も多く、次いで「携帯メール」が34.9％、「パソコンメール」が17.7％となりました。男女別に見ると、「携帯メール」で送るとの回答が男性は30.0％に対し、女性が39.5％と高くなっています。年賀状を何通送る予定か尋ねたところ、『年賀はがき』『携帯メール』『パソコンメール』等を合わせた全体では、平均「59.1通」となりました。そのうち、『年賀はがき』は平均「52.6通」となりました。男女別に見ると、男性では『年賀はがき』が平均「62.0通」と女性よりも「約18通」多くなっています。年賀状を誰に送る予定か尋ねたところ、「友人」が96.6％で最も多く、次いで「家族・親戚」が79.6％、「上司・先輩」が43.3％、「同僚・クラスメイト」が42.6％となりました。年賀状をもらうとき、どのような年賀状が嬉しいと思うか尋ねたところ、友人、家族・親戚からは「相手やその家族の近況が伝わる」が各々50％以上、上司・先輩からは「良好な関係を願う気持ちが表れている」が43.6％で最も高くなっています。年賀状に対する意識を尋ねました。『知人・友人からの年賀はがきは嬉しい』は96.0％が「そう思う（そう思う＋ややそう思う）」と回答しています。『メールよりも、はがきの年賀状をもらうほうが嬉しい』は87.2％、『年賀状のやりとりは、大切な習慣の一つ』は78.8％が「そう思う」と回答している一方で、『年賀状の準備は面倒だ』と感じている人も84.4％に達しています。多くの人は年賀状、特に「年賀はがき」はもらって嬉しいものであり、大切な習慣であると考えている一方で、同時に面倒でもあるとも感じているようです。2010年の干支である『トラ』にまつわる質問をしました。生まれ年の干支が寅の有名人をリストに挙げ、『まさにトラだ！』と思う有名人を尋ねたところ、１位「和田アキ子さん」31.6％、２位「室伏広治さん」27.8％、３位「イモトアヤコさん」25.2％となりました。強いトラのイメージから上位には格闘家やスポーツ選手が多く見られました。

調査結果