第一生命経済研究所 立ちコミに関する調査

調査結果の概要

(株)第一生命経済研究所とネットエイジア(株)では共同で、『立ちコミ（立ったままのコミュニケーション）に関する調査』を実施しました。まず、立ったままおしゃべりすることがあるか？尋ねたところ、７割近くが「ある（「よくある」35.5％と「どちらかといえばある」32.6％の合計、以下同じ）」と回答しました。男性で61.3％、女性で75.1％となっており、女性で特に多いことがわかりました。立ったままおしゃべりする相手として最も多いのは「同性の友人」69.2％となっていますが、これについてはライフステージが反映され、友人や学校関係は10代や20代で多く、近所の人やママ友などとの会話は40代で多いなど、年代差が顕著となっています。立ったままおしゃべりする理由では、「ばったり会った人としゃべることが多い」58.7％が全体で最多となりましたが、性別で見ると男性において「あえて場所を設けてゆっくり話すほどの内容ではないから」54.3％とする割合が最も高くなりました。１回当たり立っておしゃべりする時間（平均）としては、男性では「５分以内」42.4％が最多であるのに対し、女性では「５分以上10分未満33.2％とする割合が最も多く、全体的に見て女性の方が長く話す傾向があるようです。立ったままおしゃべりする場所についても性差があり、女性が「道端」64.2％や「スーパー・商店・店舗」40.7％などを挙げたのに対し、男性では「職場55.2％」が最多となりました。立ってするおしゃべりと座ってするおしゃべりは同じだと思うか？、違うと思うか？について尋ねたところ、全体の６割以上が「違うと思う」61.3％と回答。男女差は見られませんが、年代差が非常に大きく、年代が高いほど「違うと思う」とする人が多くなっています。

調査結果