ボーナス後転職に関する意識調査

  • 調査期間
  • 2009/12/11~2009/12/14
  • 調査対象
  • 現在の勤務先にボーナス支給制度があり、転職を検討している全国の25歳~39歳の正社員・契約社員 400人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

ソフトバンク・ヒューマンキャピタル(株)が運営する、転職サイト『イーキャリア』は、現在の勤務先にボーナス支給制度があり、転職を検討している25歳から39歳の正社員・契約社員に対し『ボーナス後転職に関する意識調査』を行いました。まず、去年(2008年)と今年(2009年)の冬のボーナス額の増減では、「増えた」27.3%、「変わらない」34.8%、「減った」38.0%という結果になり、中にはボーナス支給制度はあるけれど「去年も今年も出ていない」という人も5.3%いました。現在転職活動をしている人では、「去年は出なかったけど今年は出た」16.7%、「去年も今年も出ていない」13.3%が全体よりも高くなっており、去年の冬のボーナスが出なかった人の割合が高いようです。今年(2009年)の冬のボーナス額(またはボーナスの予想額)は、転職を検討するきっかけになったかを聞いたところ、全体の21.5%が「きっかけになった」と回答。特に、現在転職活動をしている人では33.3%と、3人に1人がボーナス額の影響を受けていることがわかりました。また、職業別で見ると、『営業職』ではきっかけになったと回答した人が30.5%となり、他の職種よりも高くなっています。具体的な退職時期を検討する際、ボーナス額の確定日や支給日を考慮するか聞いたところ、72.8%が「考慮する」と回答し、約7割の人がボーナスの時期を意識していることがわかりました。退職時期を検討する際、ボーナス額の確定日や支給日を考慮すると回答した人に、退職時期はいつ頃を検討しているか聞いたところ、「ボーナス支給月の1ヶ月後」が突出して多く、40.2%という結果となりました。以下「ボーナス支給月」22.0%、「ボーナス支給月の2ヶ月後」17.9%、「ボーナス支給月の3ヶ月後」12.7%となっており、「ボーナス支給月の1~3ヶ月後」を合わせると70.8%となりました。職業別に見ると、『営業職』では50.0%が「ボーナス支給月の1ヶ月後」と回答し、2人に1人が「ボーナス支給月の1ヵ月後」に退職を検討しているようです。『販売/サービス職』では「ボーナス支給月の2ヶ月後」が27.3%、『SE/IT関連/エンジニア職』では「ボーナス支給月」が35.2%と、それぞれ他の職業よりも高くなっています。また、退職時期としてその時期を選んだ理由を聞いたところ、「ボーナスをもらったらすぐに辞めたいから」が41.2%、「ボーナスをもらってすぐに辞めるのは気がひけるから」38.8%となりました。職業別に見ると、『営業職』や『販売/サービス職』では「ボーナスをもらってすぐに辞めるのは気がひけるから」(営業職:50.0%、販売/サービス職:45.5%)、『SE/IT関連/エンジニア職』では「ボーナスをもらったらすぐに辞めたいから」55.6%が最も多くなっています。

調査結果

去年(2008年)と今年(2009年)の冬のボーナス額の増減(単一回答形式) (単位:%)
去年(2008年)と今年(2009年)の冬のボーナス額の増減(単一回答形式)
<詳細内訳> (単位:%)
今年(2009年)の冬のボーナス額が転職を検討するきっかけになったか(単一回答形式) (単位:%)
退職時期を検討する際、ボーナス額の確定日や支給日を考慮するか(単一回答形式) (単位:%)
検討している退職時期(上記設問で「考慮する」と回答した人)(単一回答形式)(※“ボーナス支給月”を基点として) (単位:%)
退職時期としてその時期を選んだ理由(同上)(複数回答形式) (単位:%)
全体営業職経営/企画/事務関連職SE/IT/エンジニア職販売/
サービス職
その他
ボーナスをもらったらすぐに辞めたい41.238.640.755.633.339.1
ボーナスをもらってすぐに辞めるのは気がひける38.850.038.327.845.532.6
転職活動にお金がかかる29.231.832.116.731.832.6
転職先のボーナスに影響する7.613.68.60.09.16.5
ボーナスはもらわなくてもいい2.74.52.53.73.00.0
その他5.52.34.911.13.06.5
調査実施先:ソフトバンク・ヒューマンキャピタル(株)<「イーキャリア」調べ>