子育てに困ったときに何を頼りにしますか?

  • 調査期間
  • 2009/09/08~2009/09/17
  • 調査対象
  • 0歳~12歳の子供を持つ保護者 2,000人(男の子を持つ保護者、女の子を持つ保護者 各1,000人)
  • 調査方法
  • ハガキ・Webアンケート

調査結果の概要

(株)バンダイは、0歳から12歳の子供の保護者を対象に、標記のテーマでアンケート調査を実施した。今回の調査では、子育てに困ったときには「父母」を一番頼りにしているという結果になった。理由としては『親には何でも話せるし、子育ての先輩だからです』や『自分の小さい頃の話や、こどもに対する親の思いを聞いていると、焦る気持ちも落ち着いてきます』、『病気のときはもちろん、反抗期対策のことや、学校・幼稚園でのトラブルまで、困ったときはすぐ母に電話しています。身近で信頼できる子育ての経験者です』などといったコメントが多数寄せられた。両親は、気軽に何でも相談できることや子育ての大先輩であることから、保護者たちは「父母」を最も信頼しているようだ。総合第2位には、子育ての経験者である「友人・ママ友達」がランクインした。『ママ友の生の意見に救われます。失敗も含め経験談は信用できるし、似たような経験の話を聞くと安心します』や『ママ友とのおしゃべりです。話を聞いてもらってアドバイスや同感されたりすると、『あ~そうなんだ』と勇気ややる気がわいてきます』、『同じ病院で同じ時期に出産したママ友を頼りにしています。私の場合、実母がおらず、夫の実家も遠いからです。ママ友に愚痴ったり、共感してもらったりすると楽になるんです』といった回答が寄せられた。同年代のこどもを持つママ友達と会話をすることで、今悩んでいることを共有したり、アドバイスをし合いながら、保護者同士で悩みを解消しているようだ。口コミサイトや子育て専用サイトなどを利用しているという、「インターネット」が3位となった。『子育てに困ったときは、基本的に自分の両親を頼りにしていますが、客観的な答えが欲しいので、『ウィメンズパーク』や携帯の育児サイト【ママニティ】を見て問題を解決しています』や『キーワードを検索サイトに入力するだけで、子育てのプロの方のアドバイスや、子育てをしている親の体験談などの情報がたくさん得られるのはもちろん、同じ悩みを抱えた親が他にもいるのを知るだけで安心できます』、『インターネットを頼ります。検索すれば大抵の疑問は解決できるし、知人には言いにくいことも相談しやすいからです』などというコメントが寄せられた。子育てに忙しい中、時間を気にせずいつでも簡単に多くの情報を得たり、また双方向のコミュニケーションもとることができる「インターネット」を頼りにしている保護者も多いようだ。

調査結果

子育てに困ったときに何を頼りにしますか?
<男女総合> (単位:%)
<男児> (単位:%)
<女児> (単位:%)
<0歳~2歳> (単位:%)
<3歳~5歳> (単位:%)
<6歳~8歳> (単位:%)
<9歳~12歳> (単位:%)
◆寄せられたコメントの一部◆
(5歳男児の母親)小さいことはママ友に相談しますが、大きなことは、やはり母を頼ります。やっぱり心から相談できるのは母。息子のこともとても可愛がってくれていて、よく知っているので、きちんとした意見がもらえ、いつも頼りにしています。
(7歳と8歳男児の母親)ママ友を頼ります。女家系で育ってきた私には、7歳と8歳の2人の息子たちがやんちゃを通り過ぎて怪獣にしか見えず、日々ストレスを抱えています。幸い団地に住んでいるおかげで、周りにママ友がたくさんいて、子育ての相談をしながら楽しく過ごしています。
(2歳女児の母親)mixiの子育てのコミュニティです。よく困った時に、自分で書き込みしたり、似ているような悩みを探したりと、いろんな人がいるのでいろんな意見が聞け、教えてもらい、すごくためになります。悩み、迷うたびに、顔も知らない相手にいつも救われています。
調査実施先:(株)バンダイ