「いい夫婦の日」に関するアンケート調査 |
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調査結果の概要
明治安田生命保険相互会社は、11月22日の『いい夫婦の日』を前に、夫婦をテーマとしたアンケート調査を実施しましたのでご報告します。まず最初に、理想とする有名人夫婦を聞いてみました。1位は、(4年連続で)「三浦友和・山口百恵」夫妻でした。2位は「江口洋介・森高千里」夫妻、3位は「木梨憲武・安田成美」夫妻という結果でした。また、世間では鬼嫁のイメージがある「佐々木健介・北斗晶」夫妻が、『内助の功で夫を支えていそう』との理由で、(昨年の12位から)5位へランクインしています。コミュニケーションの基本は会話とも言われます。そこで、夫婦の平日1日あたりの会話時間について聞いてみました。平日の会話時間が「30分以下(「0分」2.3%+「1~30分」27.9%)」の夫婦は、3人に1人(30.2%)となっていますが、最も多かったのは「~1時間」28.8%でした。続いて、平日の夫婦での会話時間と愛情について見ますと、会話時間が「~30分超」の夫婦は、「愛情を感じている(「十分に愛情を感じている」46.5%+「まあまあ愛情を感じている」48.2%の合計)」の割合が94.7%と全体(86.7%)より高い傾向を示しています。一方、会話時間が「~30分以下」の夫婦は、「愛情を感じない(「あまり愛情を感じない」22.4%+「ほとんど愛情を感じない」9.3%)」の割合が31.7%と高くなっています。また、会話時間と『離婚を考えたことがある』についてみたところ、会話時間が「30分以下」の夫婦は、何と約半数の49.2%も「離婚を考えたことがある」となっています。『会話時間』と『愛情』は、密接な関係にあるようです。高齢化社会を迎えたわが国で、明るい老後生活は大切です。そこで、夫婦二人で過ごす老後の生活を信号機の色に例えてもらいました。全体では、「黄色」の割合が49.7%と最も高く、次いで「青」40.5%、「赤」9.8%の順となっています。二人で過ごす老後の生活に対して、『黄色信号』が点灯しているのであれば、『赤信号』に変わる前に、夫婦の会話時間を増やしたり、感謝の気持ちを表すなど、お互いに努力をして、明るい老後生活を描いてみてはいかがでしょうか。夫婦関係を円満に保つにはお互いの信頼関係が大切だと思います。そこで、夫婦間での『隠し事や秘密』について聞いてみました。全体では、「隠し事や秘密はある」と回答した人は約7割(69.1%)になりました。夫婦とはいえ、全てをオープンにしているのは少数派のようです。夫婦関係であってはならないのは、『バレたら困る隠し事や秘密』。「ある(「たくさんある」1.8%+「少しある」17.7%)」と回答した人は5人に1人(19.5%)となりました。結婚年数別でみると、『5~10年』で2割を超え、「10~20年」では、何と4人に1人が、バレたら困る隠し事や秘密を持っているようです。『バレたら困る隠し事や秘密』と愛情について見たところ、『たくさんある』と回答した人は、「愛情を感じていない(「ほとんど愛情を感じない」20.0%+「あまり愛情を感じない」35.0%)」の割合が過半数の55.0%と非常に高くなっています。お互いに『隠し事をしない』関係が夫婦円満の秘訣なのでしょうか。