スポーツ・運動に関する世論調査(3) |
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調査結果の概要
((2)より続く)子供の頃と比較して、今の子供のスポーツや外遊びの環境はどうなったと感じるかを聞いたところ、「よくなった」は9.9%、「どちらかと言えばよくなった」は10.9%で、この2項目を合わせた『よくなった(計)』は20.8%である。一方、「どちらかと言えば悪くなった」は33.6%、「悪くなった」は21.3%で、この2項目を合わせた『悪くなった(計)』は54.8%である。子供のスポーツや外遊びの環境が「どちらかと言えば悪くなった」または「悪くなった」と答えた人に、どのようなところが悪くなったと思うかを聞いたところ、「子供が自由に遊べる空き地や路地などが少なくなった」が80.7%で最も多く、次いで「スポーツや外遊びより、家の中で遊ぶことが多くなった」62.0%、「スポーツや外遊びを楽しむ時間が少なくなった」50.1%などの順となっている。子供のスポーツや外遊びの環境を充実するために必要なことは何かを聞いたところ、「子供が体を動かしたくなる場の充実(校庭芝生化など)」が54.5%で最も多く、次いで「学校の体育施設の有効活用」38.2%、「親子や家族でスポーツを体験する機会を増やす」37.0%の順となっている。身近な区市町村立の公共スポーツ施設について望むことは何かを聞いたところ、「利用時間帯の拡大(早朝、夜間など)」が37.3%で最も多く、次いで「身近で利用できるように、施設数の増加」31.7%、「利用手続き、料金の支払い方法などの簡略化」30.1%などの順となっている。地域におけるスポーツ振興にどのような効果を期待するかを聞いたところ、「高齢者の生きがいづくり」が40.3%で最も多く、次いで「子供の体力つくり」37.3%、「親子や家族の交流」33.6%などの順となっている。スポーツや運動を振興させるために、東京都が力を入れたらよいと思うことを聞いたところ、「学校体育施設の整備・開放」が32.2%で最も多く、次いで「子供の体力向上に関する事業や学校運動部活動の充実」29.3%、「年齢層にあったスポーツの開発・普及」27.4%の順となっている。
調査結果
- ((2)より続く)
- あなたは、ご自身の子供の頃と比較して、今の子供のスポーツや外遊びの環境は、どのようになったと感じますか。この中から1つお選びください。(n=2,079) (単位:%)
(注) 『よくなった(計)』は「よくなった」「どちらかと言えばよくなった」の合計
『悪くなった(計)』は「どちらかと言えば悪くなった」「悪くなった」の合計- 子供のスポーツや外遊びの環境が悪くなったと感じる点は、どのようなところですか。この中からいくつでもお選びください。(MA)(子供のスポーツや外遊びの環境が「どちらかと言えば悪くなった」または「悪くなった」と答えた人:n=1,140) (単位:%)
- あなたは、子供のスポーツや外遊びの環境を充実するために、どのようなことに力を入れたらよいと思いますか。この中からいくつでもお選びください。(MA)(n=2,079) (単位:%)
- あなたは、身近な区市町村立の体育館、野球場、プール、テニスコートなどの公共スポーツ施設について、何か望むことがありますか。この中から3つまでお選びください。(3MA)(n=2,079) (単位:%)
(※) 「ユニバーサルデザイン化」とは、年齢や障害の有無などにかかわらず、最初からできるだけ多くの人が利用可能になるようにデザインすることをいいます。 - あなたは、地域におけるスポーツ振興に、どのような効果を期待しますか。この中からいくつでもお選びください。(MA)(n=2,079)(上位5位) (単位:%)
- スポーツや運動をもっと振興させるために、東京都は今後どのようなことに力を入れたらよいと思いますか。この中からいくつでもお選びください。(MA)(n=2,079)(上位5位) (単位:%)